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【自己紹介】渡辺歩といいます

はじめまして。渡辺歩(わたなべ あゆむ)といいます。


1)学生時代

埼玉県の公立男子高を卒業したあと、東京の多摩地域にある大学に進学しました。
大学では環境・資源経済学を専攻。
単位取得はギリギリだったのですが、卒論執筆だけは頑張りました。

吹奏楽団に所属して、打楽器を叩いたり、指揮者を担当していました。

2)新卒で大手鉄道会社

ファーストキャリアは鉄道会社。
新卒で大手鉄道会社に総合職として入社します。

「総合職といえども、まずは現場から」という文化だったため、東京都内の駅係員→電車の車掌→電車の運転士を経験しました。
もしかしたら、これを読んでいる皆さんの中にも、私の運転する電車に乗っていただいたことがあるかもしれません。

当時、妻に撮ってもらった写真

その後デスクワークに異動し、駅係員の採用や配属、賞罰、教育を担当しました。この職場で、労務管理の基礎を叩きこまれました。

現場の勤務表を印刷して、電卓を叩いて時間計算。36協定、法定休日、33発動、変形労働時間制‥。この経験があとになってめちゃくちゃ役立ちました。

この頃、「20代ビジネスパーソンが読むべき本〇選」というWeb記事を読みます。その中の一つがこの本でした。

(正確には、当時のタイトルは「プロジェクト・ファシリテーション」)

この本は、古河電工さんとケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズによる実際のプロジェクトのドキュメンタリー本です。
この本がめちゃくちゃ面白い。ビジネス書で涙目になるのは初めてでした。
クライアントとコンサルタントの共著という点も面白かった!

鉄道会社のカルチャーに違和感を覚えていたこともあり、この本との出会いをきっかけに、6年半働いた鉄道会社を退職。ケンブリッジに転職しました。

3)ケンブリッジのコンサルタント時代

私がケンブリッジに入社したときは、社員数は65人くらい。前職と比較すると1000分の1の規模です。
オフィスは現在の赤坂ではなく、豊洲にある日本ユニシス本社の一角にありました。

「コンサルタントして価値を出すぞ!」と意気揚々と入社したのですが、めちゃくちゃに苦しみました。

前職と違い、自分の振舞いに対して顧客からコンサルティングフィーが支払われるというプレッシャー。
上司に対してではなく、顧客に対する価値を自分の頭で考えるという思考モード。
こうした環境や立ち位置の変化に対して、私はまったく順応できませんでした‥。

結果的に転職後、3年間はずっと低迷していました。
毎日ずーっと苦しかった記憶しかなく、「いつ会社を辞めるか」をずっと考えていました‥。

そんな状況下でも、私のメンターを務めてくれた榊巻さん(現ケンブリッジ社長)が、ずっと見放さずに私の味方でいてくれた。これは本当にありがたかったです。今も筆舌に尽くしがたい感謝の気持ちです。

その後、成長のとっかかりを得て、シニア・コンサルタントになります。
しかし、6年コンサルタントをやってみて「本質的には自分はコンサルタント向きではない」ということに気づきます。遅いですね‥。

自分が関わっていたプロジェクトが一区切りついたタイミングで、ケンブリッジの人事職にキャリアチェンジしました。

4)ケンブリッジの人事

2018年から人事メンバー、2019年に人事マネージャーになりました。
一般的な人事機能のうち、「教育と配属以外」はひと通り関わりました。

この6年間でこだわりを持って取り組んできたところを挙げると、

  • 就業規則、福利厚生制度の抜本的改定

  • 社外リソース(アウトソースや有識者)の活用

  • コンサルタント、バックオフィスの採用プロセス見直し

  • 人事システム導入、労務プロセス見直し

  • 社員とのコミュニケーション

です。
鉄道会社で働いていた際、労務管理の基本を叩きこまれたことがこの仕事にめちゃくちゃ活きました。当時の先輩方に感謝です。

5)ケンブリッジの経理

人事を6年間経験したあと、2024年からケンブリッジの経理担当に立候補し、異動しました。
レベル1にいま一度戻り、新鮮な気持ちで未経験の経理業務に取り組んでいます。(この辺の経緯もどこかで書いてみたいと思っています)


フォトグラファーの小川麻央さんにケンブリッジオフィスで撮ってもらった写真です。
お気に入り。

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