ICL（眼内コンタクトレンズ）手術から5年が経った今の感想
こんにちは、渡辺です。
ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズという会社で経理や人事の仕事をしています。
今は会計システム入替の社内プロジェクトを頑張っています！
本当はその話を書きたいのですが、まだとっ散らかっていて、noteに書くにはもう少し時間がかかりそう。
というわけで、今回は完全にプライベートの話です。
2019年にICL（眼内コンタクトレンズ）手術をし、今年で丸5年が経過しました。
5年も経つと、もう完全に日常に定着と化し、以前の生活を忘れてしまうほど。
先日、ケンブリッジ社員から「ICLって実際どうなの？」と聞かれる機会があったため、改めて書き残してみます。
ICL手術とは何か
平たく言うと、眼球内に専用のコンタクトレンズを埋め込む技術です。
通常のコンタクトレンズと異なり、付けたり外したりする必要がありません。24時間365日、よく見える状態です。
ICL手術については、もう私があれこれ書くのも野暮なくらい、ネット上に情報があふれ返っています。詳しく知りたい人は検索してください。
ICL手術のきっかけ
2019年のこと。
会社のある先輩が突然「40代になると視力が仕事のパフォーマンスのボトルネックになるんだよ」とつぶやきました。
その先輩はバリバリ活躍しているように見えていたので、そのつぶやきにはちょっと驚いたことを覚えています。
その発言を耳にして、改めて自分の眼に対するケアを振り返ると、ひどい。
・コンタクトレンズをつけたままソファで寝てしまう
・翌朝、メリメリっと眼球からコンタクトレンズを引きはがす
・これを週3回ペースで繰り返している
こんなの、絶対に眼に良いわけがない‥。
来るべき40代に向けて眼を大事にするには？を求めてあれこれと本を読み始めます。
「視力矯正でコンタクトレンズを卒業しよう」
→「レーシック手術だ。検査してもらおう」
→眼科医「あなたは水晶体が薄いのでレーシックは無理。ICLならできる」
ICL手術はレーシック手術に比べて費用が高いのでけっこう悩みましたが、もうすっかり「視力矯正したい」モードになっていたので、ICL手術を受けることに決めました。
手術の前後がけっこう大変
ICL経験者の多くが書いていますが、手術の前後がけっこう大変です（5年前の記憶なのでおぼろげですが）。
・事前に2回通院。かなり綿密な検査を繰り返す。
・コンタクトレンズが輸入されるのに1か月ほどかかる。病院からの連絡をひたすら待つ。
・手術日程が決まったら、眼球の形を戻すため？とかでコンタクトを禁止され、数日間メガネ生活になる
・手術翌日もすぐ通院
・手術痕を触らないよう、変なメガネを着用する
・洗髪も禁止。夏だったので頭がかゆい。
といった感じで、仕事との調整も含め、わりと大変でした。
手術当日は、麻酔をして「時計じかけのオレンジ」みたいな器具を装着。
「あー、今メスが入ったんだな」「コンタクトレンズが入ってきたんだな」となんとなく分かります。
手術そのものは10分くらいで終わった記憶があります。
手術後はとにかくボロボロと涙が出る・・。
また、麻酔が切れたあとは、目を強くつぶると傷跡が痛みます。くしゃみ等でギュッと目をつぶってしまうと悶絶します。
ただこの痛みも、3～4日で緩和されていきました。
やってみての所感
ICL手術によって、裸眼で0.1未満だった視力は1.0になりました。
過矯正すると頭痛の原因になるので、これくらいの視力がちょうどいいそうです。
・起きた瞬間に壁の時計が読める（地味だけど嬉しい）
・旅行や出張の持ち物が減る
・「（従来の）コンタクトレンズがずれて眼が痛い」というケースがなくなった
・ソファで寝ても罪悪感がない
といった感じで、5年経った今も「手術してよかったな～」と感じています。
街灯の光が輪になって見える「ハローグレア」は、最初の半年くらいは気になりましたが、いつの間にか慣れてしまいました。
唯一、困ったのは「玉ねぎ」。
私は週末に家で料理をするのが趣味です。
手術後に玉ねぎのみじん切りをしていたら、目に沁みる沁みる・・。
従来はソフトコンタクトレンズが玉ねぎの成分から目を守っていたんですね。「ごん、お前だったのか・・」という気分になりました。
なお、かかった費用は「中古の軽自動車を1台買えるくらい」と形容しておきます。乱視も入っていたので、その分レンズの価格が高めになりました。
確か「通常のコンタクトレンズ＋保存液を40年間買い続けるとICL手術の費用を上回る」とコスト計算をした記憶があります。
あと35年は生きなければ！
おわりに
費用はけっこうかかりますし、通院や前後のケアも手間がかかるので、易々とはおすすめできません。
でも、個人的にはやってよかったな～と思っているので書いてみました。