「健康管理を本気で考え直す会」の活動記録①産業医
こんにちは、渡辺です。
ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズというコンサルティング会社で人事の仕事をしています。
この1年、「健康管理を本気で考え直す会」と称して、会社の健康管理業務・システムを見直す活動に取り組んできました。
「会」と言っても、私ともう一人の人事メンバーの2人だけの活動なのですが‥。
2022年11月から活動を始め、2023年12月にひと段落がつきました。
健康管理業務は人事の仕事の中ではあまり日の当たらない業務かもしれません。しかし、個人的に強いこだわりを持って取り組んだ活動です。
同じ課題でお悩みのどこかの誰かのご参考になればと思い、書き記してみます。
健康管理業務見直しの全体像
今回の取組みの全体像を示すと、以下のとおりです。
産業医‥産業医の契約先、コミュニケーションツールの見直し(2023.4~)
健康管理システム‥Carelyの新規導入(2023.10~)
ストレスチェック‥Carlelyへの切替(2023.10~)
EAP(社員支援プログラム)‥Smart相談室の導入(2023.4~)
健康診断‥現状から変更なし
noteでは、①産業医、②Carely、③Smart相談室の3つに分けて書いていきます。
他社との契約に関わる話でもあるため、変更前がどのような状態であったかは少しボカして書いていることをご承知おきください。
産業医契約先の見直し
シンプルに言うと、「私たちのビジネス、価値観、働き方を理解いただいている産業医の先生にお願いしたい!」という願いを実現しました。
社員の健康問題に向き合っていただくうえで、これらを理解いただいている産業医の先生にお願いしたい。
産業医面談を受ける社員にも、産業医の先生を「単なる社外の人」ではなく、「僕らのことをよくご存じの人」と認識してほしい。
2022年度までの契約先では、諸事情があり、それをあまり実現できない状態でした。
そのため、2023年4月から新しい産業医の先生にお願いすることにしたのです。
ケンブリッジのIT環境に招待し、SaaS上でやりとりする
2023年4月からは、新しい産業医の先生をケンブリッジのIT環境にご招待し、SaaSを駆使してコミュニケーションしています。
具体的には、Slack・Zoom・Carely・Boxの4つです(健康管理システムのCarely導入以降は、Boxの使用頻度は減りました。詳細は次回のnoteにて)。
これがとっても快適です。
特に、Slackを通じて産業医の先生とサクサクとコミュニケーションをとれるようになったのは大きいですね。
もちろん産業医の先生の立場からすれば、うちの会社は数ある契約先のひとつに過ぎず、一社だけコミュニケーションツールを指定されるのも手間かもしれません。
ですが、今のところは楽しんで使っていただいているようです。
産業医の先生の柔軟さに感謝です。
衛生委員会は必ずアイスブレイクから始める
衛生委員会はリモート開催・対面開催を1か月ごとに交互に実施しており、産業医の先生にも毎回ご参加いただいています。
衛生委員会の冒頭は、本題から入るのではなくあえてアイスブレイクから始めます。
おすすめのお店、最近行った旅行先、夏の思い出など、テーマは毎回異なります。
あえて本業と異なる話をすることで、先生の人となりを知る機会になる。
また、うちの会社のカルチャーを知ってもらうきっかけにもなる。
紋切り型のコミュニケーションで終わらせず、良好な関係をつくるために、Iアイスブレイクを今後も継続していきます。
次回は、健康管理システム「Carely」のはなし
次回は、健康管理システムのCarely導入について書きます。
3か月ほど触ってみた、今のところの所感をお伝えします。