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ウルトラワイドのすゝめ その2 と嬉しいお知らせ
前回はウルトラワイドの使い方や運用方法を紹介してきたが、今回は筆者がなぜウルトラワイドモニターを検討、購入に至ったかを簡単ではあるが解説していきたい。
購入したきっかけは?
元々はウルトラワイドと言う言葉すら知らず、モニターと言えば16:9かつフルHD当たり前と思っていた。
もう少し時代を遡れば4:3のCRTモニターもあるが、モニターと言えば大体これ!が頭にあり新規で購入するものはメインストリームで使用されてる者ばかりを選択していた。
そんなある日の社内のデスクで事件は起こる。
別部署から自身のデスクに戻ってきたところ……モニターがない。2枚あったうちのモニターが1枚ない。
物自体は事務所内の方に奪われていました。(治安と管理どうなってる?ってのは一旦置いといてください。)
それに当時の筆者としてはどういう気持ちだったかは覚えていないが、はっきり覚えているのは「持っていかれない重いデカいモニターを買おう」だったはず。
そこからの怒涛のモニターの選定と調査が始まる。
最初に購入したウルトラワイドモニター
当初は分からないなりの検索をして「平面」「曲面」があったのは覚えている。
その時の印象としてはデータを見るのに曲面はあまりいい印象はなかった。何か線が歪むんじゃないかとか。データを見るときに目が滑るのではないかとか。
そこで検索に引っ掛かったのがこのモニター。
実際、目論見自体は成功。
勝手に持っていかれてることはなくなった。
使用感としては「ウルトラワイドのすゝめ」なんかでも紹介している通り。
作業効率はかなり上がった。ここにもう一枚サブモニター(メールチェック、社内ツールチェック、コミュニケーションツールチェックなど)を付けることで仕事はかなりやりやすくなったところはあります。
モニターとしても完成度は高かったが問題点がいくつか
1080pとモニターの大きさの影響なのか若干のボヤケ感がある
台座が少々不安定
位置の調整ができない
等があり、完璧に求めるものが購入できたか?と言うと今一つだった部分もあります。
またこれを購入して以降、社内から「何このモニター見やすい」「買って?」「寄越せ」の意見が多く上がり、社内のウルトラワイドへの認知度は上がったと感じています。
2台目に購入したウルトラワイドモニター
最初購入した中で否定的なイメージを持っていた「曲面」のウルトラワイドである。
これ自体はウルトラワイドに興味を持った弊社社長に実験として購入したものです。(後に筆者も同じものを購入しているが、後述するDellから借用したものと社長の意見を聞いて採用に至っている)
当初欲しいモニターをヒヤリングしてたが……
32:9のモニターかつ価格帯により却下させてもらいました。
(企業であればあるほど、モニターは消耗品費で落としたい)
もちろん興味はありましたが……
S3422DWGについてはこちらの記事でも解説しているのでよろしかったらご覧ください。
3台目のウルトラワイドモニター
こちらのモニターについては購入ではなくDellからのレンタル品として実業務からゲームから試しています。
前述のモニターでも触れた記事でも書いてありますので詳しいことはそちらの記事をご覧ください。
書ききれなかった部分もあるのでこちらで補足していきたい。
このウルトラワイドモニターのもう一つの特徴をここで書いていく。書ききれなかった特徴として「USB Type-Cアップストリーム ポート(DisplayPort 1.4搭載のAltモード、最大65 Wの電源供給機能)」がある。
これだけ聞いてもUSB-Cで画面投影できるんでしょ?と思う人は多々いると思う。
ノートパソコンに接続する際を思い出してほしい。
モニターから電源とHDMIケーブル挿して。パソコン側にHDMIケーブルとパソコン側の電源と……と配線がごちゃごちゃになってしまってることがよくある場面だったりする。
それをパソコン側からUSB-C(USB4やThunderbolt4)1本でモニターへの給電と画面投影、オーディオができてしまう。
それによってデスク周りがかなりすっきりするはず。
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画像でもお分かりの通りデスク周りがすっきりしたのが見て取れると思う。
作業用ノートパソコンをお持ちでUSB-Cある場合はこれを選択肢にいれてもよいかと。
ただ、ウルトラワイドの解像度に対応していないノートパソコンもいくつか存在するのでそこは自身のパソコンのマニュアルと熟読した上で、モニターと共に検討してほしい。
事務用途ではあるがリフレッシュレートは100Hzある。
この解像度のモニターになるとFPSやTPSでのゲームプレイがかなり不向きになる(競技レベルでプレイするのなら144Hz)ので、レースシムやRPGには美麗な画面でプレイできるはずです。
筆者もForza Horizonや原神で試したが、かなり見やすくプレイしやすかったのでメインとしてレースシムをプレイしてる方には曲面のウルトラワイドはお勧めしている。
4台目のウルトラワイドモニター
こちらは社内で仲のいい先輩からの結構無茶ぶりだったのは覚えている。
1080pじゃない、でも4Kじゃないデカイモニター。かつ、曲面じゃないので安価な物。
結構な無茶を言われたので検索だけでも相当な時間を費やしたのは言うまでもない。
その時に初めて知ったのがJAPANNEXTというメーカー。正直知らないメーカーでもあったのでこちらも社長と同様に実験という意味で購入と設置をさせてもらった。
1か月ほど使用してもらったが、結果としては良好。むしろウルトラワイドの魅力にとりつかれた一人となる。同じ部署にもう一人PC使用者がいるがその方にもウルトラワイドにしてしまおうかと話が出ているくらい。
モニターそのものは3万円台でありながらIPS液晶を使用しており、画面の隅まできれいに投影できている。下手なものを購入すると隅が暗く見えて失敗したと思うこともある。
安価なモデルということもあり台座周り(上下調整など)が簡略化されているのは仕方ないが、モニターアームやモノづくりの現場では自作で底上げのテーブルを作り設置するのなどの工夫がなされているので実運用としては些細な問題でしかない。
一般家庭で使用する場合は上記の点を注意していただければ問題なく運用は可能である。
それで嬉しいお知らせとは?
今回のことがきっかけでJAPANNEXTを色々調べる中で、アンバサダープログラムというものがあり興味があった筆者は即座に応募。
この手のアンバサダーは名前だけ、誰でも受かるような適当なものと予想はしていたがまさか書類選考→Web面談まであるかなり本気のアンバサダープログラムの様で。
正直ビビッてはいたが、面談で想い丈を全部ぶちまけ長文を書くのは手慣れていると結構必死にアピールしたところ
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無事合格しアンバサダーに就任しました!
しばらくはレンタルするモニターを選定しながらどんな記事が書けるか、どこまで書いていいか模索しながらこのnoteも書いていこうと思う。
まずはゲーミングモニターからだよね!