コスメをちゃんと捨てる

駆け出しのライターとして出会ったメンバーたちが、毎回特定のテーマに沿って好きなように書いていく「日刊かきあつめ」です。

今回のテーマは「#SDGsへの向き合い方」です。

近年、さまざまな場面で聞くようになってきた「SDGs」という言葉。「大事だとはわかっているが、ぶっちゃけ何をどうしたらいいかわからない」と思っている人は多いであろう。もちろん私もそのひとりである。

マイバッグを持ったり、エアコンをあまり使いすぎないようにしたりなど、意識して取り組んでいることと言えばそれくらいだ。普段の買い物で環境に配慮した商品を選び取っているわけではないし、仕事柄資料を紙で出力することも多い。

まぁでも個人的に、できることをできる範囲でして、無関心にならないことが大事なんじゃないかなと思っている。そこで“できること”を少しでも増やしたいと思い、最近取り組み始めたのがコスメを正しく捨てる習慣である。

美容の仕事に携わっているのに、恥ずかしながら今までコスメの捨て方を正しく知らなかった。たとえば汚れている容器や、香りの強いものは、資源の再生利用の妨げになるそう。また、コスメの中身をそのまま水道に流すと、水質汚染の原因になってしまうので、新聞や布に染み込ませて捨てるのがベスト。香水やリキッドファンデーションを捨てる際は十分気をつけなければならない。

実際に捨ててみる

今回、私が捨てたのは、マスカラ・アイライナー・アイシャドウ・ルースパウダー・パウダーファンデーションなどだ。インターネットで捨て方を調べつつも、基本的には自治体のルールに従うことにした。

マスカラは中身が完全に取り出せないので、基本的に可燃ゴミで良いそう。中身がけっこう残っている場合は、綿棒などでかきだす。他のゴミを汚してしまわないよう、蓋を閉めてゴミ箱へ。

ペンシルアイライナーは中身の芯を取り出す。芯は可燃ゴミに、容器がプラスチックなら資源ゴミに。リキッドタイプのものは、マスカラと同じく可燃ゴミへ。

コンシーラーも汚れが落とし切れないので、丸ごと可燃ゴミへ。中身が漏れ出ないよう、蓋をしっかり閉めて捨てる。

パウダータイプのアイシャドウやルースパウダーなどは、中身を綿棒などでかきだす。鏡などがついている場合でも、容器にプラマークの表記があれば、資源ゴミとして処分が可能だ。自治体によって扱いが異なる場合があるので、迷ったときは問い合わせるのがベストだろう。

パウダーファンデーションも中身を取り出し、プラスチック容器は資源ゴミへ。スポンジなどのツールは可燃ゴミに捨てた。

正しくコスメの断捨離を

基本的に未使用のコスメは1年半〜2年、一回でも使ったコスメなら1年〜1年半が使用期限となる。顔に直接塗布するものだから、期限を過ぎての使用は避けたいもの。特に指や、繰り返し同じチップなどを使っている場合、その分雑菌が増えやすいので注意しよう。

そして、捨てるときは環境へ十分配慮して。正しい捨て方を意識するだけで、身も心もキレイに一歩近づいたような気がするので、ぜひおすすめしたい習慣である。

執筆:otaki

編集:真央

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