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雪国育ちだからといって寒さに強いわけじゃないからな

駆け出しのライターとして出会ったメンバーたちが、毎回特定のテーマに沿って好きなように書いていく「日刊かきあつめ」です。

今回のテーマは「#今日やったこと」です。

今日、3週間ぶりくらいに父に電話をした。寒波の影響でひどく寒いようで、台所の水道管が凍結したらしい。洗濯機の水道もおかしくなって水が出ず、水道業者を呼んだと言っていた。おまけに居間の電気ストーブも壊れて使えなくなってしまったらしい。ストーブは実家にたくさんあるので大丈夫らしいが、まさに踏んだり蹴ったりだ。

父曰く、「いま外の気温はマイナス4度くらいじゃないかな」とのことだ。雪はそこまで多くはないけど、気温がとにかく低いのと、風がすごいらしい。あ、そういえば家の裏の囲い(雪が入り込まないよう囲いを立てている)も数箇所壊れたと言っていた。


そんな話を聞いていると、やっぱり雪国は住みづらいところだなとしみじみ思う。廊下やお風呂はものすごく寒いし、雪が積もれば雪かきをしなきゃいけないし。吹雪いて前が見えなくなることもしょっちゅうだ。学生の時なんかは吹雪いても登校しなきゃいけなくて、本当に辛かった…。ちなみに私が小学生の時はみなスキーウェアを着て登校していた。それぐらい吹雪がすごいのだ。

まぁ、雪合戦をしたり、雪だるまを作ったり、冬ならではの遊びを楽しめたのはよかったかもしれない。でも大人になればそんな遊びはしなくなるし、ただ寒いばっかりだ。実家に帰るたびに「なんでここはこんなに寒いんだ…」とイラつきながら、コタツから一歩も動けない。

いまは東京でさぞ快適な暮らしをしているだろうと思われるだろうが、東京は東京で寒い。「雪国だから東京の寒さなんか平気でしょ?」とかよく言われるけど、そんなわけあるかぁ〜東京も十分過ぎるほど寒いんだよ〜。


それでも「東京のほうが地元よりまだマシだな…」と思いながら、父の電話を切った。これから買い物に行くの寒くて嫌だなと思っていたけど、そう思えたらなんだか行けそうな気がしてくるから不思議だ。

とりあえず帽子にマフラーにマスクに完全防備で出かけようと思う。

執筆:otaki

編集:べみん

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