SixTONESのマーケティングにまんまとハマった女
今回の日刊かきあつめのテーマは「2020年の振り返り」です。
もうそんな時期なんですねぇ。
毎年このテーマでは、私のイカれたオタ活の記録を綴っているのですが、今年はコロナショックでほとんどオタ活できる場がありませんでした。
こちらは昨年と一昨年のオタ活費用をまとめています。
なんとかオンラインライブやCD購入などしたものの…今年のオタ活費用はざっと42,949円でした。前年の20%程度です。
貢げるものがないとは供給も少ないということ。つまり推し不足で腑抜けた毎日を送っていた筆者です。
そんななか私に生きる活力を与えてくれた人々がいました。その名もジャニーズグループのSixTONESです。
SixTONESとは?
にわかもいいところなんで詳しくは説明できませんが、SixTONESは2020年にデビューしたジャニーズ事務所のアイドルです。
メンバーは6人。ジャニーズを全く知らない人にとってキャッチーなところといえば、京本政樹さんの息子が所属していることでしょうか。
このSixTONES、歌唱力・パフォーマンス・曲ともにレベルの高いグループとして評価されています。後述しますがバラエティ能力も高いです(もうこんなの流行るに決まっている)。
そんなSixTONESに、かれこれ10年は日本の音楽に疎かった私がうっかりハマってしまったわけは、彼らの緻密なマーケティング戦略にあると(勝手に)思っています。
私自身マーケティングの知識は塵ほどもありませんが、オタクをターゲットとした産業を展開する人のマーケティングに少しでも役立てばと思い、ハマった経緯をまとめさせていただきます。
【出会い】ジャニーズのyoutube解禁
初めてSixTONESを知ったのは、2018年11月にYouTubeで公開された「ジャポニカスタイル」という曲のMVでした。
ジャニーズってインターネットのコンテンツがかなり規制されている印象があったので、この動画がYouTubeのおすすめとして上がって来たときにはかなりびっくりしました。
ちなみに、このとき私はSixTONESのことを全く知りませんでした。それなのに思わず動画を見てしまったのも「ジャニーズがネット配信を解禁した」という意外性があったからかもしれません。
改めて調べてみると、ジャニーズ事務所は2018年に「ジャニーズJr.チャンネル」なる公式チャンネルを開設していて、この映像もそのコンテンツの一部だったようです。
と言いつつもこの時点ではハマりませんでした。なぜならMVを見たときに、オラオラ系で怖そうな人たちと思ったからです(笑)。
でも、このときにSixTONESを認識したのがすべての始まりだったように思います。
【再会】アニメの主題歌に抜擢
そこから何ヶ月か過ぎ、SixTONESとの再会は2020年の夏でした。
深夜に「富豪刑事」というアニメをやっていたのですが、OP曲を担当していたのがまさかのSixTONESだったんです。
曲が流れる時間は短かかったですが、SixTONESのレベルの高さがうかがえ、自分のなかのジャニーズのイメージが崩れるくらい意外性と中毒性がある曲でした(控えめに言ってめっちゃ良曲!!)。
もう一度聴きたいと思ったときに「そういやこの子達、YouTubeでMV公開してたよな」とふと思い出し、調べたら案の定ヒット!
MVのかっこよさもさることながら、後半の田中樹(たなかじゅり)くんのラップの疾走感に度肝抜かれました。
繰り返しみるうちに京本大我(きょうもとたいが)くんやジェシーくんの歌のうまさにも脱帽。
こうして夜な夜なSixTONESのMVを見る毎日が始まった筆者なのです。
【恋(沼)に落ちる】YouTubeでメンバーのGAPを知る
YouTubeを繰り返し見ているとある現象が起きます。そう、【あなたへのおすすめ】機能です。
気づいたらSixTONESの動画をおすすめされていました。
SixTONESは自身のチャンネルで動画を熱心に配信しているのですが、企画も街歩きやらゲームやらさまざまで、メンバーのキャラクターがよーくわかります。
そしたらなんということでしょう。SixTONESのメンバー、みんな気のいいお兄ちゃんたちじゃないですか。最初に感じたガラの悪そうなイメージはそこになく、喋れる・ボケれる・ツッコめるというポテンシャルの高さまで秘めていました。
このGAPが私のオタク脳に完全にクリーンヒットしまして、気づいたらSixTONESの公式YouTubeをチャンネル登録したのちに、公式ホームページでファンクラブ会員の規約を見るまでに至りました。
ここまでひと夏どころか、たぶん2週間くらいの出来事だったと思うので、私の疾走感も半端なかったです。
【結論】SixTONESの沼は深かった
結論から言うと、「とりあえず落ち着け!」という脳内の声で我にかえり、そのときはファンクラブに入りませんでした。
でも、そのタイミングでライブなどのイベントがあれば、ファンクラブにそのまま入っていたかもしれません。
SixTONESは私のようにジャニファンじゃない子がすっかりハマってしまうケースも多いらしく、MVのコメント欄には同志がたくさんいました(笑)。
今は幾分か落ち着きを取り戻しましたが、YouTube動画はマメにチェックしています(新曲も本当に最高なのでそっと貼っておきます)。
このライトな感じでハマれるのもYouTubeコンテンツのいいところだと思います。気づいたらすっかりSixTONESのYouTube戦略にハマってしまいました。夜神月なら「計画通り」とほくそ笑むぐらいの既定路線です。
ただひとつ、ジャニーズ事務所にお願いしたいことがあります。それはSixTONESのサブスクリプションを解禁してほしいということ!
ライトなファンだからこそ、気軽に楽しめるコンテンツや課金できるものが欲しいなという気持ちもあります。まぁCD買えよって話なのですが、機械音痴でCDからパソコンに移動する方法がわからないものですから…。
オタ活費用は潤沢なのでガチでハマればいいATMになる自信があります(おい)。
来年、ジャニオタになっている可能性も否定はできないなとふと思った筆者なのでした。
編集:真央