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落車による大腿骨頸部骨折 治療日記9
早朝…というより深夜に起床
喉の不調と相変わらずの隣部屋の叫びでホント寝られない。
とりあえず朝までゴロゴロしながらトイレとの往復運動して過ごす。
朝食をとってリハビリルームへ
今日の朝食はバナナのある日だった(人*´∀`)。*゚+
まぁバナナ以外はいつも通りなのでお察しなのだが、そこはもう慣れたもの。
その後は療法士さんとリハビリルームへ。だいぶ体が動くようになっていて、もう自分で靴下も履けますよ!と自慢しておく。普通に褒めてくれる優しい青年(*´ω`*)
片足のスクワットも最初は遠慮がちに10回だったのが20回とか指示されるように。可動域や筋トレの進捗はかなり順調にきてる感じ。
やはり課題は松葉杖
まずは階段昇降から。練習は蹴上が低く、踏面の広い階段で行う。つまり、イージーモード。実際の生活ではこうはいかない。
それでも結構な怖さがあり、1段1段慎重に。やる事は登りも下りも同じだが、態勢や視覚的な差で下りのほうがより怖い。
階段が終われば廊下での平坦、50mぐらいかな? を2回。別に何も難しいわけじゃないけどふらついて足を着いたら終わる!と思うと緊張感が高まって不安が煽られる。まっすぐ歩くなんて簡単じゃないですか? だがそれがカイジの鉄骨渡りならばッ…! そういう感じです。まだまだ自然体ではいられず集中力をもってあたるのですごく疲れる。しかし前回よりかなり良くなったとの評を頂く。
部屋に戻って昼食待機
だがその前に私の新たなる相棒を紹介しよう。
my new gear… スパイラルハートムーンロッドだ!
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病室のフロアでトイレに行く際などに使って慣れよ、とのこと。だが今はまだ必ず手摺りのそばを歩くようにとの師からの指示。
基礎さえやればもうこんなものは習うより慣れろですわ。
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何が「というのも」なのかぐらいは聞いてほしかった。
もう昼前だが朝の検診
何か変わったことはないですかー と聞かれたので2日前から喉が痛いと伝えてるんですけどトローチとかなんかそういうのは貰えませんかと聞いてみた。
なにやら医師に確認が必要とかで聞いてはくれるみたい。体温、血中酸素、血圧はいつも健康そのもの。
検査が終わってしばらくすると看護師さんが戻ってきて医師に相談した結果念の為インフルエンザの再検査をすることに。日記6の日にも検査をしたがその時は陰性だった。
今日のお昼は過去最高得点かも?
魚の煮付け、ほうれん草のソテー、カリフラワーのサラダ
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緑のはお茶ではなく謎のゼリー。
しかしそんな喜びも束の間、衝撃の報せが入る。
田中さん… インフルエンザ…陽性出ました
(あ、私、田中です)
なんだこれ。厄年か? ……後厄だったわ└( ^ω^)」
踏んだり蹴ったりとはまさにこのこと。泣きっ面に蜂、大腿骨頸部骨折にインフルエンザ。
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それでも、それでも、惡いことばかりではないんだ
なんか度重なる落車後のログリッチのインタビューみたいになってきたが… いやほんと、強がりとかではなくて。
この病棟にいてインフルエンザにかかってしまうのはもうある種仕方のないこと。とは言え症状的にもうピーク越えてるような気はするんですよね。1回も高熱は出てないけど抗炎症薬とか痛み止めとかずっと飲んでたからなのかも?
朗報その1、部屋が移動になる。
ほぼいつでも好きな時に寝れる入院生活しといて何を言ってるか分からないと思うが、ここ2日間あまりにも環境が劣悪すぎて寝不足。
隔離された部屋が個室で同じ病院とは思えないレベルで静か、路地裏と安ビジネスホテルぐらい違います。
朗報その2、リハビリは部屋での実施になるけど停止にはならない。
出来ることの幅は少なくなるけど完全に歩みが止まることはない。俺のライジングライフは始まったばかりなんだ。止まるんじゃねぇぞ…
朗報その3、明日のレントゲン、診察、抜鉤(初回は半分?)は予定通り
こちらもスケジュールが変わらないのは助かる。最終的なスケジュールに影響がないなら多少の事は些事だ。この年末年始、どうせ元気でも出来ることに大した差はない。言ってて悲しいが。
いつまで隔離生活が続くのか?
その後、部屋に説明に来てくれた看護師さんに隔離解除の判断はどうなるのか聞いてみた。通常は解熱起点に数日とかだと思うが、私の場合はそもそも発熱してない。ということで100%医師のノリ(判断)に任せることになりそう。
だがやっぱり気になるアレのこと
で、まだ最後の希望を抱き続けてる売店について、明日開いてるか分からないけど営業してたら代わりに買いに行ってもらえないか聞いておいた。明日はまた別の担当者だろうから引き継いでおいてくれるかは分からないが、明日もまた聞こう(しつこい)
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