遺伝子検査を受けてみた
・遺伝子検査デュエルスタンバイ
Amazonのセールによって、所属のコミュニティで遺伝子検査の流行があったのでこれを機に検査キットを購入してみました。
この記事は遺伝子検査キットで私自身についてこんなことが分かったよ という内容なので特にお役立ち情報はアリマセン。遺伝子検査について興味がある方には多少参考になるかな?
購入したのは [genelife genesis2.0 plus] です。
項目はめちゃくちゃ多くて書ききれないので私が気になる部分だけピックアップしますね。
・疾患カテゴリ・リスクレベル
リスクの高い疾患の一覧です。
気をつけようがあるのか? と思わなくもないけど、お父さんの男性型脱毛症のリスクが高いのは子供達には黙っておこう。多感な中学生に"ハゲ"のキーワードは凶悪すぎるだろ…
41歳の私は"まだ"ハゲていませんが、もうしっかりと息子達の記憶にフサフサの父が刻まれているのでもういつ禿げても一片の悔いなし。ドンと来い。
・運動能力
いろいろありますが、やはり気になるのは筋肉タイプ、有酸素能力、無酸素能力でしょう。
すでに不穏な評価が見えていますが、個別に見ていきましょう。
・筋肉タイプ
ACTN3がRRのパワータイプ(速筋型)とのことです。
とても意外なのですが、ワタクシ脳筋だったようです。これからはもっと筋肉に素直に生きていきます。やはり筋肉、筋肉はすべてを解決する。
・無酸素能力
無酸素能力は3つの遺伝子から評価されるようです。筋肉タイプでも出てきたACTN3の他、CNTF、ACEです。
ACTN3とACEは「ハーセリーズのDNA EXERCISE」でも評価される項目ですね。
無酸素能力については標準とある通り、可もなく不可もなしといった感じでしょうか。
・有酸素能力
持久系競技をやるなら最も気になる有酸素能力は2つの遺伝子から評価されるようです。PPARGC1A、PPARDです。
PPARGC1Aは「ハーセリーズのDNA EXERCISE」でも評価される項目ですね。
(過去は3項目だったらしいですが2020年9月以降 2項目になったそうです)
ミトコンドリア生合成や肝臓の糖新生に関わるPPARGC1A遺伝子はどうやら標準的なタイプのようです。増殖量及びエネルギー生産量の保持が高いとされる[G型]と劣る[S型]の組合せとのこと。
私の有酸素能力が”低い”とされるのはエネルギー代謝や筋肉・脂肪組織内の脂質の分解に関わるPPARD遺伝子の結果によるもののようです。
優れているとされるAA型に対し、AG型がどの程度劣るのかはわかりませんが、なんかAGと優劣組合せの型っぽいし努力で何とかなる! と信じたい所です。
・肥満遺伝子
わたしはリンゴちゃんのようです。
甘いものや糖質がだーい好き。ぽっこりお腹がチャーミング。糖質を減らしていこうね! とのこと。
えーっとね、無理。糖質は減らせないよ…orz
食前のデキストリンやイヌリンで対策して、有酸素運動しまくることで対処します!
・その他の項目
結果を見てやはりそうであったか… と深く唸った項目を紹介。
それは、アルコール分解能力です!
アルコール代謝とアルコール代謝2がありますが、それぞれ段階が異なります。
アルコール →(分解1)→ アセトアルデヒド → (分解2)→ 酢酸
分解1の能力がアルコール代謝2
分解2の能力がアルコール代謝
になります。私はアルコールをアセトアルデヒドに分解するのが得意だけれどアセトアルデヒドは処理できないということになります。
アセトアルデヒドは二日酔いや頭痛、動悸の原因。つまり私はほろ酔いとかほとんどないままに速攻でアルコールを分解して、すぐに長い頭痛や吐き気に襲われる悲しい体質なのです… さよならお酒さん。
・受けてみた感想
項目が多く、眺めてるだけでも楽しいというのはあります。
半面期待する能力に関しては安堵したり、ガッカリしたりというのはやはりないとは言えません。知るメリットと知るデメリットが混在しているのは間違いないでしょう。
受けたほうがいいか? と聞かれればYESともNOとも言えないかな?
結果についての信頼性も完全なものではなく日々研究が進められていますし、そもそも多種多様な遺伝子のごくごく一部を抜き出して評価しているわけでこれが全てというワケでもありません。
結果は参考までに、これまで通り私は私の可能性を信じて昨日より強い自分を求めていこうと思います。
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