落車による大腿骨頸部骨折 治療日記10
個室のベッドからおはようございます
早いもので10日目。ほぼ出落ちの日記だが、何かと起こるものですね。流石にもうこれ以上のバッドイベントは勘弁願いたいものです。
個室、ということで妻が心配しておりました。
感染症対策の指導に則ったもので、病院都合だから追加料金は掛からないそうです。単に快適なだけのラッキーイベントとも取れますね。実際数日ぶりにちゃんと眠れました。
本日は初回抜鉤の日
初回は半分だけ抜鉤するのだとか。それに伴って採血とレントゲン撮影がある模様。採血は朝食前に済ませました。
朝食はバナナのないパターンです(´;ω;`)
このあと体温、血圧、血中酸素も計測したが相変わらずどれも正常。インフルとは? と言うぐらい熱もないんですよね。
数年ぶりに妹からLINEが
入院している兄への気遣い… なわけもなく。
妹です(※妹です)
あくまで怪我の治療とリハビリの実際が分かるようにと書き始めた日記だが、親族、友人、知人への状況連絡として役立っている模様。何も説明しなくても私の今が共有されている。
リハビリは隔離中の個室にて
療法士さんが気休め程度の感染対策して来てくれる。なんだかホント申し訳ない。
聞けばコロナの時でも同じらしい、装備はやや厳重になるみたいですが。こういう形で感染することは何度かあったそうで、普通に有給使わされるのだとか。大変だなぁ…
いつものように可動域の確認とそれを広げるための運動から。可動域に関してはもう相当にいいらしい。毎日リハビリ以外でも動かしてる成果が出てる感じがして嬉しい。
ほんで筋トレ。インフルで隔離されておいて片足でスクワットしている自分への違和感が拭えないが、まぁよし!
問題は松葉杖の練習。隔離中だから外に出られないんです。もっと練習したいのに! 仕方なく部屋の中で2歩進んではターンを繰り返す。
療法士の青年は車好きらしい
私も若い頃は車が趣味でサーキット通いしてタイムアタックを繰り返してたのでなかなか話が盛り上がった。
欲しい車が2シーターだけど彼女がいい顔しないとのこと。うん、まぁ分かるよ。そうだろうね(*´ω`*)
そうして親密度を高めた私は彼にあのお願いをしたのだ。
療法士さんに売店に行ってきてもらいました!
2000円渡して、バニラアイス1つと菓子パンとスナック菓子を頼む!と。そりゃホントは自分で見て選びたい。しかし出来ないものは仕方がない。彼に全てをかける。
甘い系、しょっぱい系のバランスを取り、アイスにMOWを選択するセンス。言う事ねぇ!これは信頼に足る人間の仕事だ!
冷凍庫ないからアイスは即座に頂く。バニラアイスは幸せの味がした。泣いたっていい気がする。
お昼を食べて、松葉杖の練習しながらレントゲンを待つ
狭い部屋で2歩進んではターンを繰り返す。主人公が産まれる前のパパス(ドラクエ5)のように部屋の中で右往左往。部屋が狭いので壁に囲まれてて廊下のような不安感はない。
そうこうしてたらレントゲンの呼び出しが来て、歩いていかれます?って聞かれたけど流石にそんな長い距離はハードル高いので車椅子でお願いした。レントゲンそのものは3分で終了。
このあと、診察と抜鉤があると聞いているがまだのようで病室待機。
待てど暮らせどお呼び出しが来ない
待ってるうちになんと夕食が来てしまった。魚のフライか〜 いいけど病院て結構揚げ物出るんですね。いつも食事を完食できないご老体がこの油に耐えられるとも思えないのだが…?
食事を終えて夜の検診に看護師さんが来てくれたところで、あのー、私の診察ってどうなりましたかね? と聞いてみると、あれ? まだなんですか? 確かに予定には入ってますね… 確認しておきます! もうこの時間からの診察ってことはないので明日で調整してもらいます とのこと。
…忘れられてた的な?
流石にそれはないと思いたいのだが?
今日の私は機嫌がいいからサラッと受け流せてしまいますがね!毎日少しずつ食べよ。ウフフ。