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「思いやり」は「重い槍」②


よく、母親が通学中気をつけてと言っていました。子どもを失いたくないからなのか、後遺症にあった子どもを抱えるのが嫌だからか理由は知りません。

気をつけてと言うのであれば
タクシー運転手をつければいいのです。

子どもは、気をつけてと言われるたびに、気をつけなければならない仕事が増えるわけです。

本当に子どものことを失いたくないと考えているのであれば、
子どもの仕事を増やすのではなく、
自分が仕事を増やして子どもをタクシーに乗せるべきなのです。


この、気をつけてという思いやりの言葉は
塵も積もれば、相手にとって大きな負担です。


よく、彼氏が私に詐欺に引っかからないでと言っていました。
はじめのうちは、優しい人だなと思っていたのですが、
毎回私はそれを負担に感じるようになっていきました。
今なら、詐欺に引っかかる要因をお前が取り除けって言いかえすことでしょう。
詐欺に引っかかって、都合のいい彼女を失うことや、彼自身に被害が及ぶのが嫌だっただけでしょうし、彼自身が頑張れば良いことですよね。

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