オリジナル絵本「いいの いいの」をつくりました
はじめて、絵本をつくりました。自主制作ですが、しっかり作家気分を味わっています。
「いいの いいの」が口癖の男の子「ゆうちゃん」の、なんということもないお話です。すごく平和です。中身をちょっと紹介します。
「ゆうちゃん」のモデルは、夫です。名前もそのままです。
ほとんど感情的になったり怒ることがなく、多少自分に不都合なことが起きてもやんわり受け流せる、非常に温厚な性格の夫を見ていて、このお話を思いつきました。
怒らないこと・優しいことは、損をしたり、人にばかにされることにつながると思っていました。と・こ・ろ・が。夫はのほほんとしているのに損をしにくく、関係構築もうまく、あまり人に軽んじられてもいないように見えます。そこんとこの微妙なさじ加減のキモは言語化できていませんが、本気で怒るべきことなんて人生の中でほとんどないんじゃないか、すごくクリティカルな一握りの大切なこと以外は、「まあええやんけ」で受け流すくらいでいいんじゃないか、そんな風に思うようになりました。
しかし、かくいう私は、なにかと些細な誰かの言動にモヤモヤしたり、違和感を引きずったり、怒らないまでもイライラしちゃう方です。もっと、もっとこう!こう言ってよ、こう考えてよ、ちゃんとわかってよ!!!
そしてそれは、自分自身に対しても同じです。求めすぎます。もっと、もっとこう!こんなんじゃダメなんだよ、もっとがんばらないと、力をつけないと、ダメなところを直さないと。
そんな風にいつも自分をいじめてしまいます。
そんな人たちに。そして自分自身に。
「ちょっとくらい、いいの、いいの。死ぬわけじゃないし。」そう声をかけてあげたいなという気持ちで、作った本です。やさしくて寛容な仕上がりになったと思います。
まだ準備中ですが、「買いたい」というお声をちらほらいただいたので、ワンコインくらいのお値段で販売する予定です。少々お待ちください♪
まずは「作ったよ」のお知らせでした。