田舎のシェアハウスで何が出来るか模索中
長野県木曽町にある開田高原という場所に、一人暮らしの高齢者と他県からの若い移住希望者が一緒に住める場所を作りたいと思っています。
<作ろうと思ったキッカケ>
・開田高原の10年後をイメージした時に、高齢者の一人暮らしは確実に増え、医療も充実していないことからさらに過疎化していく可能性がある。
・オンラインで仕事ができるようになり、関東(特に都内)に住むメリットは減少し、田舎でのんびり過ごしながら仕事もしたいという人も増える。
・単身者が田舎に移住したいと考えたときに(特に女性)、いきなり物件を探したり、その土地に馴染むのは時間がかかる。その前段階でシェアハウスがあれば、お試移住の手伝いができるかもしれない。
・開田高原の食の知識や、自然との付き合い方などを次の世代に繋げる場が欲しい
これは私が頭の中にイメージしている図です。
私としてはシェアハウスをきっかけに
・多世代交流
・多職種交流
・田舎と都内の情報交換
・伝統文化を次世代に全国に繋ぐ
・老後の収入サポート
・介護予防・予防医療
これらの動きを出すことができればいいなと感じています。果たしてこれが本当に住民や地域にとって必要なものか、正直分かりません。
田舎に住みたい若者はたくさんいるのは確かです。
物件さえあれば、お金がある若者はすぐに移住できてしまうでしょう。
ただ移住を受け入れる側としては、その土地の伝統や習慣などを守ってくれる人の方がいいはずです。だからこそ、その土地の伝統や習慣を教えてくれる高齢者が必要だと感じています。
それを長くその土地に住む一人暮らしの高齢者にお願いしたいのです。体が思うように動かなくなってきても、できることはたくさんあります。これは、デイサービスで機能訓練員をしていた私の経験上、確実に言えることです。
まだ私の妄想段階ではありますが、協力してくれる人も少しずつ増えてきたので、ゆっくりですが進めていきたいと思います。