諦め癖
「今月で○歳になるんですけど・・・。これからカウンセリングを受ける意味ってありますか?」
「あります。年齢は関係ないです。人生なので」
今日、通院日だったのですが、その時に診察室で先生と交わしたやりとりです。
年齢は関係ない。人生。
頭から離れないこの2つの言葉。
わたしは小さい頃から、何でもかんでもすぐに諦めてしまうという諦め癖がついていました。
でもそれはひっくり返してみると、何でもかんでも希望を持っていたってことで、だけどそれは叶うはずがない、傷つくくらいならここで諦めよう、そういうことだと思うのです。
自己防衛手段の中の1つで、物事が続かないのも人間関係が続かないのも、途中ですぐ諦めちゃうから。
楽ですもんね、そっちの方が。
なりたい自分がいるわけでもなく、夢があるわけでもなく、生きていくのは消化試合だと物心ついた時には思っていました。
だって、1番頑張った人が損するじゃん。
だって、大人は子供を平等に見ないじゃん。
だって、見て見ぬフリするじゃん。
だって星の棒人間星人みたいなものです。
あー、こうすれば大人は喜ぶのか。
あー、学校の先生はこういう返事を待っているのか。
あー、この人は「そんなことないよ!」っていう言葉を待ってるんだな。じゃああの人は「頑張りな」って言って欲しいんだ。はいはい、それなら言います。言えます。言いますとも。
歪んだ星のこじらせた星人みたいなものです。
冒頭の、これからカウンセリングを受ける意味を聞いたのも、諦め癖がしゃしゃり出てきそうになり、歯止めをかけるつもりで聞きました。
別にこれからを諦めているわけじゃないけど。たった1人で生きていけると思うほど、わたしは馬鹿じゃないはず。
ふー・・・。今日はこんな1日でした。
考えすぎて発熱を起こしそうです。こういう時って本当に頭が熱を持ちますよね。脳みそってちゃんと機能しているんだなぁ。頭蓋骨に囲まれた見せかけだけのものじゃないってことか。理科室にある人体模型と同じものが、この皮膚の中に入ってるんだな。
涼しくなってきたし、コンビニでアイスでも買ってガス抜きしようかなぁと思ったのですが、うちのドアの前に、ひっくり返ったセミがいることに気がついてやめました。
こんなところでお亡くなりになってるって思いながら、ひっくり返ったセミの横を通り過ぎようとすると、大抵の場合、急に暴れ出しますよね。わたしの経験では8割それです。びっくりするし当たると痛いし、なんかムカつくし、そのダメージとアイスを天秤にかけたところ、圧倒的な差でダメージが勝ちました。
最後の最後までセミは全力投球だよなーって、窓からそのセミを眺めつつ、換気扇の下でタバコを吸うのが精一杯。
ちなみに、タバコの煙に反応してどこかに行ってくれないかなって思って、必死に煙をフーフー送ってみましたが、もちろん届くわけもなくわたしがゼーゼーするだけでした。
明日の朝には居なくなってますように!!