フリーランスを辞めて「就職」を選んだ理由
こんにちはAyumiです。
福岡から上京して約3年が経ちました。
看護師という仕事を1度辞め、テレアポ営業をし、そこからフリーで動画編集×派遣看護師というスタイルで働いてきました。
転職をする度に年収はあがり、昨年2022年に関しては700万円を超える程でした。
そんな私ですが今年の春から、フリーランスを辞め会社員として働くことに決めました。
内容としては、クリエイティブ職×看護職の兼務。メインはHPやリーフレット制作のクリエイティブ活動になります。
年収は前年比4割減ですが、会社員としてキャリアを築くことを選択しました。
そこで今回の記事では「なぜフリーランスを辞めて就職をしたのか?」という理由について書いていきます。
なぜフリーランスを辞めて再就職をしたのか?
理由は以下の3つです。
フリーランスをやって気づいた「知識不足」と「経験不足」
得た経験を活かして、就職するロールモデルを作りたい。
「いつでも転職できる」というスタンスがスタンダードになっていく。
それぞれ詳しく書いていきます。
①フリーランスをやって気づいた「知識不足」と「経験不足」
私は動画編集者と看護師という2足のわらじで働いてきたのですが、動画編集に関して言えば「完全独学」でやってきました。
映像制作会社での経験もなく、編集スキルもGoogleで調べながらコツコツ学んできたのです。つまり、「自己流」で動画編集を行ってきたことになります。
フリーの動画編集者になった後は、知人から案件をもらい、無難にミッションをクリアしてきました。
幸いにも、クライアントやお世話になっている方々から厳しいお言葉を頂くことはなく伸び伸びやってきたのですが、いつしか「地に足がついたことをやっていきたい。」そう思うようになりました。
プロ目線での指摘がないため、どこか物足りなさがありクリエイターとしての技術や知識の広がりを感じ得ずもどかしさがありました。
「甘い環境で仕事を続けるのは正直楽である、一流を目指しているわけではないからこれでも良いか」「でも、クリエイターとして適切な評価もされたい。」そんな考えが昨年から頭にずっとよぎっていました。
しかし、派遣看護師を並行してやれる程、仕事量には余裕があり、高所得を維持していくには最適な状態でもありました。
自由に仕事の調整ができお金には困らない。フリーの動画編集者×派遣看護師という生き方もアリかなと思った時期もありますが、やはりそこにやりがいを感じきれませんでした。
また、派遣看護師という特殊な働き方も重なり、自身のキャリア形成に不安を感じるようになりました。
30代という節目ですし、自分の人生を見つめ直した結果、正社員としての再就職を考えました。
個人でやっていくことに限界を感じ、仲間と共に達成感を共有しつつ、一緒に成長したい、と思いました。
②得た経験を活かして、就職するロールモデルを作りたい。
動画編集者×派遣看護師という特殊な働き方をして得た経験もあります。
動画の編集、構成、たまにHPの制作もやっていました。週6〜7で働いていたので、スケジュール管理も身につきましたね。
それ以外にもフリーランスだったので税金の勉強とか・・・それらの知識って割と「資産」として評価されるんですよね。
今回の就職は、もともと看護職としての転職活動だったのですが、私の経歴をみてクリエイティブ職での採用となりました。そして、看護資格も持っているため医院が忙しい時は看護師として、二刀流で働く予定です。
もし私が、看護職しか経験がなかったら不採用で終わっていたでしょうし、過去に積み上げてきたスキルがある意味評価されたという裏付けでもあります。
そう考えると、フリーランスとして働くことや他業種を経験することは、必ずしも転職に不利ではないことがわかります。
こんな感じで「パラレルキャリア」というテーマで情報発信をしつつ、ロールモデルを作っていきたいなと思います。
③「いつでも転職できる」というスタンスがスタンダードになっていく。
終身雇用の時代は終わりを向かえ、来年の仕事さえも不確かな時代となりました。特に2020年は新型コロナウイルスの流行により、離職者も増え今までの仕事観が大きく変化した年だったのではないでしょうか。
新型コロナウイルスが蔓延したあの頃、私は未経験の業界に転職をしたばかりでした。看護師という専門職から離れ不安しかありませんでしたが、一方でまた看護師に戻ればいいという気持ちもありました。
「安定した仕事を持ちつつ、他業種を経験し幅を広げていく」というのが、最も安全かつ無難に自身の市場価値を高められると考えました。
これは専門職の強みかもしれませんが、何かひとつ主軸となる仕事を持ちながら、別の分野の知識を深めるというのは、この不確かな時代には必須だと思いますし、これができる人は強いなと。
そして、「いつでも転職できる」というスタンスで働くことで、目の前の取り組みにも積極的になれると思うのです。
私は転職回数が多く他業種で働いた経験もあるので、「看護師」としては特殊な部類に入ると思います。だからこそ、そこで得た経験を情報発信で還元していきたいなと考えています。
キャリアに関する話も積極的に書いていきます
自分の仕事は看護師なのかクリエイターなのか何だかよくわかりませんがそれで良い気がします。
ジョブホッパーという見方もされる中で、自身の経歴に後ろ向きになることもありましたが、一方で誰かの役に立つかもしれないと思うようにもなりました。
「転職をしたいけどどうしたらいいかわからない。」「他業種を経験してみたいけど未経験だし・・」など不安に思う方は多いです。
私の記事で一歩前へ踏み出せる人が生まれたら嬉しいです。
4月以降、実際に働きだしてからも考えや価値観、その他様々な刺激を受けると思いますが、そういった情報もnoteで発信していきます。