「OMO3東京赤坂」におひとり様で泊まってみた。
こんにちはAyumiです!
大人の休日を過ごそうと、週末ホテルステイをしてきました。
「お家時間もそろそろ飽きた」「非日常を味わいたいけど遠くには行きたくない・・。」そんな思いが発端です。
ということで今回は、星野リゾート「OMO3東京赤坂」に宿泊しました。
星野リゾートに泊まるのは夢のひとつでして、おひとり様可能なプランが無かったのでずっと諦めていました。しかし、OMOでは可能だったのでボタンをポチりました。
本記事では、OMO3東京赤坂を利用してみた感想と宿泊前に知っておくべきことについて書いていきます。
OMO3東京赤坂の特徴
OMOとは、星野リゾートが運営する観光客向けのホテルです。
「旅のテンションを上げて、街を楽しみ尽くす観光客のためのホテル」がコンセプトであり、全国に15施設あります。
今回は、東京・赤坂にあるホテルに宿泊しました。
OMO3東京赤坂の特徴を以下にまとめました。
最寄りの赤坂見附駅から徒歩5分の場所にあります。まず迷うことはないでしょう。
私は自分で行程を組むのが好きなので、ガイド付きのオプションは使用しませんでした。
しかし、催行人数1名でも実施してくれる点と【無料】【有料:1,000円】の2種類あるので時間がある方は利用してみても良いかもしれません。
どちらも1時間ほどのアクティビティなので、さくっと街の魅力を学べるオプションです。
客層ですが、海外の方がほとんどでした。むしろ、日本人居るの?と言った感じです。
基本的には2名1室で料金設定がされているので、割引されても3,000円程です。確実に2人で宿泊したほうが1人分の支払額は安く済みます。
高級住宅街として名高い赤坂
「東京・赤坂」と聞くと大人の街やオフィス街をイメージする人は多いと思います。
実際に住むにしても家賃相場は都内でも高い方になっているので、間違ったイメージではありません。しかし、歴史を少し遡ると趣深く「歴史と未来が交差する街」となっています。
もともと赤坂エリアの開発は、江戸時代に武家屋敷が造られたことが始まりです。
今でこそ高級住宅街が並ぶエリアではありますが、大通りから路地に入るとその華やかさとは対照的な情緒漂う街並みが広がります。
料亭も多く存在しているので、高級でありながらも日本の趣を感じる場所です。
【辛口感想】都内一等地にある「OMO3東京赤坂」立地は良いけど問題点あり
ホテルの周囲には商業施設が多くあるので食事や買物に困ることはありません。その点、快適に過ごせると思います。
しかし、コンビニや飲食店も多いのでごちゃごちゃしている印象です。
「江戸東京」をイメージするとがっかりするかもしれません。
OMO3東京赤坂で良かった点
良かった点は以下です。
こんな感じでしょうか。
バスルームは、かなり広めに設計されています。海外からのお客様が多いからか、体格が大きい方でも窮屈さを感じずにバスタイムを過ごすことが可能です。
また、室内にはチェックアウト用のQRコードがありまして、スマホで読み込めば30秒ほどでチェックアウトが完了します。
ルームキーはフロント横のBOXに入れればOKです。
ギリギリの時間まで部屋に滞在できるので、荷造りに焦る必要はありません。
朝食後に、朝の赤坂の街を散歩するのもいいでしょう。高層なビルが立ち並ぶ赤坂ですが、徒歩10分圏内には複数の神社があります。
観光スポット多めなので、その点は良いですね。
OMO3東京赤坂で残念だった点
部屋も綺麗ですし周辺施設にも困らないのですが、ちょっと不満もあったので包み隠さず書きます。
ざっとこのあたりですかね。
星野リゾートが運営しているからといって最高のおもてなしを期待してはいけません。
ゲストハウスに泊まっているかのようなカジュアルさです。
ちょっとした物音でもドンドン聞こえます。誰かが部屋に入って来たんじゃないかと思うくらいです。
オナラなんてできたものではありません。たぶん隣の部屋に聞こえるでしょう。
部屋は確かに綺麗ではありますが狭く、料金の割に・・・といった感じで周辺にあるホテルの方がもしろ良いかもといった印象です。
小さなテーブルとコの字のソファがあるのですが2人での利用はちょっと厳しいかな・・・。
部屋でゆっくり過ごすという目的ではなく、周辺の街を十分に楽しんだ後にゆっくり休める場所という目的であれば、このレイアウトでも良いかと思います。
だとすれば、もう少し料金は下げても良いのでは?と考えます。
エントランスは確かに遊び心のある雰囲気ですが、狭いためゆっくりできる場所ではありません。
この場所には、周辺のおすすめスポットが書かれた地図や木札(写真右側)があります。
どうしても行き場所に迷う場合は、写真左側のダーツでランダムに決めることができますが、人が居ない時にしかできない遊びです。
ホテル内でのお楽しみスポットがここしかないので、私的には物足りなさを感じました。
OMO3東京赤坂のルームウェアやアメニティは有料
ビジネスホテルでは当たり前のルームウェアやアメニティは(一部)有料です。OMO3東京赤坂に限らず、他のOMO施設でも同じです。
その理由としては、運営の母体である星野リゾートがSDGsを推進しているからです。
なるべく荷物を増やしたくない人にとっては気になりますね。
しかし、ルームウェア(有料/1着200円)・アメニティに関しては一部有料なので特段困ることはありません。
フェイスタオル、バスタオル、シャンプー、リンス、ボディソープ、ドライヤーなどの一般的なものは部屋にあります。
歯ブラシ、カミソリは無料です。安心してくだい。
ただ、チェックインがQRコードで出来るのでフロントスタッフとの接触がほとんどありません。
そのせいか、宿泊時に上記の説明は特になかったので要注意です!
(*ルームウェアの料金に関しては予約した時に送られてきたメールに記載されていました。滞在着:1着200円)
OMO3東京赤坂の宿泊者だけが受けられる特典は2つ
星野リゾートが運営するOMO施設には、宿泊者だけが受けられる限定サービスがあります。
内容は宿泊先によって異なるので、そこも楽しみだったりしますね!
OMO3東京赤坂の限定サービスは以下です。
それぞれ書いていきます。
①「YONA YONA BEER WORKS 赤坂店」全商品10%OFF!
滞在中、「YONA YONA BEER WORKS 赤坂店」の全商品が10%OFFになります。
画像の料理は、OMO3東京赤坂限定コラボメニューの「赤YONA宴ボール(3,500円)」。
実際に割引を受けるにはルームキーの提示が必要になるので、忘れずに持っていきましょう。
お店の場所は、ホテル最寄り駅である赤坂見附駅から徒歩3分程の場所にあります。
ホテルからは約7分程の距離ですが、飲食街を通り抜けて更に大通りを横断して行く必要があるので体感的には10分くらいの距離にあります。
道中に、クラフトビールやお洒落なお店が複数あるので寄り道してしまいそうになります。
②「上島珈琲店 赤坂一ツ木通り店」全商品10%OFF
滞在中、ホテル1階に併設している「上島珈琲店 赤坂一ツ木通り店」の全商品が10%OFFで注文できます。
上記の特典同様、割引を受けるにはルームキーの提示が必要になるので忘れないように。
更に、上島珈琲店では宿泊者専用の朝食メニューが存在します!
朝食付きのプランの場合、上記メニューから好きなサンドイッチとドリンクを選びます。
上島珈琲店とOMO3東京赤坂のコラボメニュー「真鯛出し汁香るスクランブルサラダセット」を楽しみにしていたのですが、メニュー表から消えていました。
期間限定だったのかなと公式サイトも確認しましたが、特に何の記載もなかったです。
ってことで、「ベーコン&和出汁スクランブルエッグ厚切りのバタートーストセット」を注文しました。
普段朝食を食べない私にとっては丁度いい量でした。
OMOとのコラボ商品が現在ないので、朝食付きプランにする必要はないかなと思います・・・。
朝食付きプランを選択しなかった方でも、料金を払えば宿泊者限定メニューを味わうことは可能です。
730円以上のメニューを頼めば、朝食付きがお得ですが数十円の差なので不要かと。
【最後に】OMO3東京赤坂は閑散期だったら泊まるホテル
今回初めて星野リゾートが運営するホテルに宿泊しました。
当ホテルは週末や長期休暇などの繁忙期に高くなる価格変動性の料金設定を採用しています。
そのため値段が高く、かつ1人で利用する際も2名分の料金を払わなければいけないという点がキツかったですね。
また、「運営元は星野リゾートであり、料金が高いからにはそれなりのおもてなしがあるだろう」と勝手に期待値を上げてしまったのも良くなかったです。
このことに関しては、星野リゾートの代表である星野佳路さんがDIAMOND ONLINEの記事で語っていました。
私の率直な感想を述べると、今が閑散期でかつ2名1室での利用であれば料金負担も少なく印象も悪くなかったと思います。
仮に宿泊料金が1万円以下であれば、相応のホテルかなといった感じです。
色々と不満点も述べましたが、都内一等地に有するホテルとあって周辺の施設に困ることはまずありません。
最寄り駅からも5分以内で行けるので立地も抜群です。
宿泊者限定の特典や街の魅力を学べるオプションも充実しているので、使い方を工夫すれば自分だけのおもしろ楽しい旅になると思います。
「OMO by 星野リゾート」は東京だけでなく、日本全国に展開しているので気になる方は一度利用してみてください。