見出し画像

「子どもがなかなか話さない」

こんな相談を昔頻繁にされました。
モンテッソーリ教育を自分の息子に産まれた時から試した結果。
1歳代で結構話してました。
1歳半検診の時は英語、日本語共に30単語程度だった記憶があるのですが、
2歳になる頃にはお話上手に。
これは聞き手の少しのコツで飛躍的に伸びる気がします。

当時公園でお会いする同じ年頃の子どもさんを連れたお母さんに、何かしてるのかよく聞かれました。言葉をなかなか発してくれず、悩んでる親御さんは沢山いて少しでもお役に立てれば良いです。私が試した内容で効果があったやり方をご説明します。


1歳11ヶ月の時には12分ほど母親と会話する動画の一部になりますがご覧ください。https://www.instagram.com/reel/C-3_2hgxGdX/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==

①セガンの3段階の名称練習

「これは〇〇です」
「これは何ですか?」
「〇〇はどれですか?」
モンテッソーリ教育の名称練習に使われてる医者が考案した手法です。
この名称練習で飛躍的に語彙数が伸びた様に思います。
注意点は忠実にこの上記のシンプルな会話にすること。
「〇〇ちゃん、これはねりんごっていうのよ。この前食べたでしょ。赤いのね。好きだよね。」等会話を長くしないで、
名称を伝える時は上記の例が鉄則です。
幼児さんは混乱して名称の情報が伝わりにくくなります。

②おうむ返し

子どもが発した言葉を全ておうむ返ししてました。
フワッとして聞き取りにくくても、正しいくっきりとした発音で聞いてもらえる様に。心理学的におうむ返しは大人との会話で使いますが、子どもも自分が発した言葉を親が繰り返すと、しっかり聞いてくれてるんだな、理解してくれてるんだなと心の中で安心感を抱いてくれる様です。

③「うん」で答えられる質問はしない

「〇〇ちゃん今日は動物園に行く?」
「りんご食べる?」
こんな会話は極力しません。
必ず子どもが考えて言葉を発する質問にします。
「〇〇ちゃん今日はお買い物か動物園に行こうと思うんだけど、どうしたい?」
「フルーツを食べたい?何のフルーツが良いかな?」

④子どもが言いたいであろう会話を代わりにする

「ぱたぱたってしてた。わし。」
と子どもが言葉を発したら、
「パタパタしてた。わし。」とおうむ返しします。
その後
「動物園でわしが翼をパタパタしてたのね。」
と付け加えて会話します。

⑤0歳から日英絵本読み聞かせ

毎晩10冊程度でしょうか。1歳ぐらいにはこれを読んで!と毎晩日本語と英語の絵本を持っ来てくれました。
3歳になると、文章が長い絵本も好む様になるので、冊数が減ったり親が読み聞かせをするのが大変になりますが、これもコツと習慣化で乗り越えられる様に思います。




いいなと思ったら応援しよう!