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書くことを楽しむためのオンラインサロン「京都くらしの編集室」

「ライター仲間がほしい」と切実に感じるようになったのは、とくにここ数年、子どもが生まれてからでした。

自分にしっくりくる暮らしや働き方を求めて、失敗を繰り返しているうちに、20代の終わりに、たどり着いたようにフリーランスのライターになった私。

雑誌やWEBなど様々な書き仕事をとおして、初めて仕事に心からのやりがいを感じられたし、取材で相手の話を聞く時間や、自分の書いた文章が、だれかの心を癒したり、だれかにものすごく感謝されるという経験が身に染みて、もっと書きたい、もっとだれかの物語を届けたい、という気持ちが、今日まで続いています。

それでも、フリーランスで働いていると、「みんなどうしているんだろう?」と思うようなことがよくあります。

とくに私の場合は出版社や編集プロダクションに勤めた経験もなく、書くことを学ぶ機会はあっても、師匠のような存在の編集者やライターの先輩が身近にいるわけでもなかったので、ライターの仕事のこと(仕事の幅の広げ方やお金まわりなど)や、フリーランスのこと、子育てと仕事のバランスなど、仕事をしていくなかでのちょっとした悩みを相談できる場がほしくなりました。

駆け出しのころは、自分がずっとこのままライターを続けるかわからなかったし、フリーランスといっても、休日も昼夜も問わずに働くガッツはなかったので(会社員時代にそういう働き方で疲弊してしまったことがあったので)、仕事にもこだわりと誇りを持ちながら、暮らしも大切にしたいと思う、自分と同じような価値観やライフスタイルで働いている人がいるのか、どこで出会えるのかが分かりませんでした。

だから、横のつながりがほとんどないまま来てしまったのだけど、書き仕事が楽しくなればなるほど、この仕事を続けていきたいと思うほど、もっとオープンな気持ちになって、いろんなライターさんの話を聞いてみたいと思うようになったのです。

ちょうど二人目の育児休暇中で、これからどんな働き方がしたいかぼんやり考えていた昨年末。
自分のなかでは、暮らしを中心にライター活動を続けながら、月30万稼ぎたいというのがひとつの目標なので、「ほかの地域にはどんなライターさんがいるんだろう?」「 どのくらいの単価設定にしているんだろう?」という素朴な疑問から、Googleで「(都市名) ライター 料金」とかで検索して、たまたま目にとまったのが、京都在住のライターの江角悠子さんのホームページでした。

料金プランの参考にしたくて眺めていたのだけど、いつの間にか、江角さんの考え方にすっかり共感して、ブログを隅々まで読んでいる自分がいました。

自然体で、言葉に力が入っていなくて、すーっと読みやすい。自分の失敗談もさらけだして、書く人たちの背中を押してくれるような、江角さんの懐の深さとやさしい眼差しが感じられる、とても心地いい文章なんです。

そして、春になってメルマガに登録して、復職のタイミングで「京都くらしの編集室」という江角さん主催のオンラインサロンに入会しました。

京都は、母が小学生まで暮らした街で、京都の大学で教えていた数年もあったので、私にとっても観光地というよりは、母を頼ってよく遊びに行った思い出のある街なので、そんなご縁もこっそり感じながら。

SNSでの知らない人たちとの交流がどうも苦手で、オンラインサロンも続けられるかちょっと心配だったのですが、なんだか居心地がよくて、もうすぐ5か月になります。

江角さんのメッセージに共感して集まってくる人たちは、おだやかでやさしい人たちが多い印象で、ベテランのライターさんもいれば、副業でライターをしている人、ライターを目指している人や、ただ書くことが好きな人も。

「書くことを楽しみたい」という共通の思いを持った人たちが、ゆるやかにつながっているサークルのようで、Facebookグループには心地いい空気感が溢れています。

友人を見ればその人がわかる、と言いますが、江角さんのお人柄が感じられるサロンだなぁと勝手に思っています。

オンラインサロンでは、主に非公開のFacebookグループ上でやりとりをしていますが、今月の目標を宣言したり、自分の書いた記事を紹介しあったり、お仕事の相談や、ちょっとだれかに聞いてほしいことをつぶやいたり。

毎月イベントもあって、みんなで朝ブログを書く会や談話会、ゲストを呼んだ勉強会も。ほかにもZINEをつくる部活動のようなものもあったりして、各々が自分のペースで気ままにサロンを楽しんでいるようです。

私は、月に1回イベントに参加できるかどうか、Facebookでたまにコメントするくらいで、まだ対面ではお会いしたことがありません。そんなゆる参加でも、まわりのみなさんの頑張りが日々とても刺激になっています。

先輩ライターや、先輩ママさんもたくさんいるので、5年後10年後の働きかたも想像してみたり。何より「これってどうなの?」と思ったときに、聞ける場所ができたことがすごく頼もしくて嬉しいです。

江角さんをはじめ、いつか素敵なみなさんにお会いできる日が楽しみです♪

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◆ 書くことを楽しむためのオンラインサロン
「京都くらしの編集室」
https://community.camp-fire.jp/projects/view/443096


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