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【台湾生活1.5年】超マイペースのまま!愛する台湾の高雄で生活を営むわたしの今

台湾に来てから合計1年半以上が経過。
今までの台湾生活を振り返り、一本書いておこうと思います

台湾生活、山あり谷あり

すべてが新鮮!驚き!の留学生活

2022年11月、台湾の「高雄」という場所に降り立ち、留学生活をスタート。

なぜ台湾の中でも高雄にを選んだのか?
大好きな海のある、のんびりとした街で自分なりの幸せを身につけたかったから

そんな想いがあったので、台湾に来てから9ヶ月間は、敢えて達成したい目標を立てず、目の前のに生活を味わっていた

その期間は中国語を学ぶ学生という身分だったので、語学力を磨くことは意識しつつ、台湾という異国の地で出会う全ての景色に感動し、文化の違いに驚き、違う国のクラスメイトと文化交換をしたり、外国人として生活する困難を楽しみ、そして人の温かさに酔いしれる日々を送っていました。

空が青くて、海がキラキラしていて、時間がゆっくり流れて、地元の人たちとのささやかな交流があって。そんな日々がとても愛おしいものでした

毎食食事の写真を撮ってた
日常の景色


メンタル絶不調。これまでの行いを反省

留学生活終了後、日本に帰国して1ヶ月弱滞在する時期がありました
台湾でののんびりした生活に慣れ切った私は、日本の何もかもがきっちりしていて間違いの許されない社会をとても窮屈に感じ、さらには進路が定まっていなかったこともあり、メンタルの調子を崩してしまいました

メンタルって一度不安定になると元に戻すのにかなり時間がかかるみたいですね。台湾に戻ってからもほとんど何もできない状態が続きました
まるで世界に薄暗い膜が広がっているよう

今までできていたことの10分の1もできていない
行動派のわたしにとって屈辱的なことでもありましたが、これまでの行いを反省する機会にもなった

これまでの数年間、台湾で生活することを大きな目標として掲げていたわたしは、勉強もお金稼ぎも必死に自分の身体を動かして頑張っていました
そんな風に行動し続けて生産性を高めることを意識するがあまり、忙しさに対する心身のケアがおろそかになっていたし、本気で休めていなかった

この数カ月に渡る長い休みは、走り続けてきた自分がストップして、何も考えずにぼーっと過ごす時間となりました
この時期はよく自分の状態を手書きでノートに書き殴っていましたね〜

そんな辛い時期でしたが、何とか台湾で数社の面接に参加することができました

海を見ると元気出る


ワーホリ開始。でも淡々とした日々に飽きて…

そして今年はワーホリの身分で台湾人の同僚と働いています
私が台湾で仕事する目的は、自ら台湾の職場に飛び込んでより深い台湾の一面を体験するというもの。なので日本人はわたし一人だけ。完全ネイティブな環境を選びました

仕事を始めてから今まで、できるようになったことは

・中国語で電話をかける(練習中)
・よりネイティブで実用的な中国語会話
・中国語の書類の意味を速く掴めるようになる
・台湾の職場環境を体験する

ただ…仕事がスタートして暫くすると毎日出勤することに慣れてきて、次の目標が見つからなくなった

だって私はもう台湾に住んで、ライフスタイルや人間関係の基盤も安定しているし、台湾の職場にも馴染めている。台湾での新鮮な体験もある程度味わった。

じゃあ次にやりたいことはなに?

悩んでる時に観にくる高雄の夜景と海


ここではじめて、台湾生活における壁にぶつかります

マンネリ化する毎日を過ごしつつ、何のために台湾に住み続けているの?という想いさえ頭によぎる中、このままではいけない、せっかくの台湾での時間を無駄にしてしまうと思い、自分ひとりで楽しめる方法を探し始めました。

消費する楽しさだけを求めて環境に期待するのは慣れてしまったときに虚しくなる。ということに気づき、主体的に新しいチャレンジをしてみることに。

博物館に行き日本人の目線を通して台湾の歴史を学んだり、田舎の方に一人旅に行き広くて青い海を眺めたり、人と出会える機会があれば積極的に足を運んでみる。

そうしているうちに没頭できる趣味や人とのつながりが生まれて、風通しの悪くなっていた日々に光が差し込み、台湾生活がいきいきと潤ってきました

1人で台東旅行へ いい顔してるでしょ?


限られた時間。台湾でやりきりたいことリスト

そうして悩んでいるうちに、残されたワーホリ期間の中で挑戦したいことがはっきりしてきました

☆中藥(漢方)を学びたい
漢方に基づいた習慣は、年齢性別に関わらず多くの台湾人に染み付いています
生理前は紅棗茶を飲むとか、きゅうり食べないとか。

医療レベルは日本よりも先進的と言われている台湾にも関わらず、伝統的な漢方の考え方を疎かにしない、軽視しないところが本当に素晴らしいと思うので、もっと深く学びたい

☆台湾のご飯を作りたい
これまで自炊の時は簡易な日本食を作ることが多かった私。でも、せっかく台湾に居るのだから台湾でしか手に入らない食材や調味料を使った料理にも挑戦したい!
ということで最近「麻醬麵(ゴマ麺)」を作りました

☆撮影・サロンモデルをしてみたい
これまでインターネット上で顔出しをすることに抵抗がありましたが、最近、今こうして台湾で生活している自分を写真や映像に納めて外に向けて発信したいという想いが強くなってきました
それは台湾に来て自分が自分でいることに自信がついたからかもしれません。人にどう思われるかも気にしなくなった。
そのために撮影に関する中国語も学びたい。

☆中国語の通名を決める
わたしの苗字は漢字2文字なのでそのまま台湾でも使っているのですが、お店を予約する際、日本の苗字を言うと、???という反応をされます(現代の台湾で、苗字は漢字1文字が主流)そこで台湾で生活する上でもう一つ名前を持っておきたいなと思った

台湾人の風習に「産まれる子どもの名前を算命先生(占い師)に決めてもらう」というのがあるので、どうせ名前を決めるならその文化に倣って付けてもらいたい

☆美容をもっと楽しみたい
台湾でエステやマッサージを体験したい、そして評価とコメントを日本語&中国語で添えてオリジナルの美容マップを作りたい!


生き急がずに、でもやり残すことがないように、台湾高雄での生活をより一層探求していきたい


やっぱりこれからも高雄が好き!

ワーホリも後半戦を迎えた今、再び進路について悩む時期が再びやってきました

日本に帰国するか、ビザを発行して台湾で生活し続けるか
ビザを発行するにも厳しい条件があり、今の状態では選択肢がかなり限られています

自分はどんな仕事がしたいのか?台湾で?それとも日本で?そもそも本当に台湾で生活し続けたいのか?

そうやって自分に問いながら思考するうちに、やっぱり私は台湾で、特に高雄に住み続けたいと再認識。

台湾の高雄に住んでいて、ここが私の居場所だと思えるし、そう思える場所があるのは自分にとって欠かすことのできない幸せの基準でもある

これからも初心を忘れずに高雄を愛し続けるために、改めて台湾(とくに高雄)の好きなところをまとめてみよう

①人が温かい、とことん親切
②自然体で居られる 服装や化粧でもこうあるべきの規範が薄い 思ったことや嫌なことをはっきり表現できる
③痴漢が少ない 露出多い服を着ててもジロジロ見られない(セクハラや性犯罪に関する法整備も進んでいる)
④女性も堂々と意見を言える風潮
⑤人が多すぎない(とくに高雄)
⑥食べ物に困らない 日本食も簡単に手に入る
⑦気候が暖かく晴れの日が多いから気分が下がりにくい(とくに高雄)


台湾生活を通じて学んだ、自分にとって心地よい生活スタイルとは

ぼーっとする×常に挑戦する どっちも大事

台湾に来てすぐの私のように、消費する楽しさだけ求めて環境に期待する生活は楽でストレスが無いけれど、いつの日か飽きがくる

受け身で楽しんでいた時期の生活がステップ1だとすると、今の私はマンネリ化した日々から一歩外に出て、より深い部分を冒険するステップ2に差し掛かっているのだと感じました

そして自分の性格上、やっぱり日常に多少の刺激は必要。主体的に新しいチャレンジをして、世の中に価値を生み出す姿勢は欠かせない

何も考えずに楽しむ面と常に挑戦する面のバランスを上手くとることで、新鮮で豊かな人生を歩めるはず


周りに比べると遅れているかも。それでも人生設計は作りません

そもそもわたしは無理に目標を設定する人間ではありません。まず行動しながら目の前に現れたチャンスを拾って、道を創っていく人間。確かに歩みは遅い。

一般的には先に目標を定めて逆算して実行するのが最短ルートでしょう。留学以前はそのように行動していたのも事実。
ただ私の場合は、その方法で進めると目標達成するまでの効率や生産性しか意識できずに視野が狭まり、やがて心の豊かさがすり減り、日々が味気ないものになってしまうことに気づいた

いくら目標を達成するためとはいえ、本来持っている感性を犠牲にするのは貧しいことだと考えているので、この事態になるのは避けたい

だから、時間はかかるし遠回りになる可能性もあるけれど生き急がず、目の前の楽しめることを味わいながらその中で気づきを得て、そのパーツを拾い集めながら将来の道を創っていく

今のところ、これが私にとって心地よいペースです

周りから数年間遅れるかもしれないけど、仕方ないし、結局わたしはこのペースでしか生きていけないみたい!

この前向きな諦めは、自分で決断した台湾生活で、ゆったりした日々を過ごしたことで得られた産物なのかもしれない


私が台湾生活のテーマに掲げている「自分なりの幸せを身につける」
これ、結構うまくいってるかも?

澎湖という離島に行きました



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わたしが台湾生活の中でコツコツ撮影してきた日常写真をSnapmartにて公開&販売しています。

どこかレトロな雰囲気を感じる台湾の魅力を写真からも味わってみてください。


それでは!

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