船のロマン!台湾・台北の長榮海事博物館で気づけば4時間も滞在してた
真夏の台湾はジリジリ暑い!
台北旅行で、クーラーの効いた室内で楽しめる施設を紹介します。(むしろクーラーガンガンなので羽織り必須)
エバーグリーン海事博物館(長榮海事博物館)って?
日本と同じく海に囲まれている台湾は、海運業が盛んなのをご存知ですか?
エバーグリーン海事博物館は、船に関することなら何でも!知ることができる博物館です。
台北にあるエバーグリーン海事博物館は、中華民国総統府(首相官邸のような位置づけ)のすぐそばに位置しています。
ちなみに中華民国総統府は日本統治時代に造られた建物。東京駅を彷彿とさせる堂々とした佇まいがカッコいいのでこちらもついでに見ておきましょう。
博物館内へ入ると、1階には喫茶店とお土産ショップがあります。
まずは1階のお土産ショップ横のカウンターでチケットを購入。一般チケットは1人200元。
展示エリアは2階~5階なので、まずはエレベーターで5階へワープ!
圧倒的な模型の数!
原始船のコーナーから始まり、人類の文明が開化するにつれて造船技術も徐々に磨かれていく様子を見ることができます。
船の種類ごとに分類されていたり、船に関する歴史を西洋と中国とで対比させた年表があったりと、さまざまな視点から船の歴史を掘り下げているのが興味深い。
また、台湾独自の船文化の発展を展示したコーナーもあり、地域や宗教と結びついた船の文化を学べます。
大日本帝国時代の戦艦も!
第二次世界大戦中に使用されていた日本海軍の戦艦模型も多数展示。旭日旗を掲げた巨大な船は、細部まで非常に細かく再現されていて戦時中を描いた映画をリアルに見ているかのよう!
このように台湾の博物館に日本の戦艦が展示されているのも、日本が過去に台湾を統治していたから。そんな歴史的背景をリアルに感じる場所でもあります。
これは戦艦マニアにはたまらない展示なのでは?
大人も盛り上がるゲーム型展示
博物館内には幾つかゲームコーナーがあり、船の運転体験や戦艦シミュレーションなど、展示とリンクしたゲームが無料で遊べます。
大型スクリーンを目の前にして、まるで実際に船の運転をしているかのよう。
小さな子どもがハイテンションで遊んでいました(^▽^)/
船乗りの仕事が覗ける
博物館を創設した財団法人張栄発基金会の張栄発氏は、エバーグリーングループ(長榮集團)のCEO。このグループは台湾の海運産業で非常に大きな規模を誇る、世界でも有数の海運会社「エバーグリーンマリン(長榮海運)」を有しています。
そのため、博物館には海運産業や船乗りの仕事についても豊富に展示されています。
特にエンジンルームや運転席の展示は実物そのもの。無機質で巨大な装置が並ぶ様子を目の当たりにして、船乗りはとてもプロフェッショナルな職業だと実感。
アクセス
エバーグリーン海事博物館(長榮海事博物館)は
台北メトロのレッドライン「台大醫院」駅
から徒歩6分。
台北駅から歩いても15分ほどの好立地です。
一日中遊べる博物館?!
1~2時間ですべて回れると見積もっていたが、なんと3時間半、ぶっ続けで観賞していました。
喫茶店も併設されているので、1日かけてゆっくり回るのも良いですね。
展示説明は英語と中国語のみで日本語が無いのが惜しいですが、文字が読めなくても十分楽しめる工夫たっぷりの博物館でした。
台北へ旅行の際はぜひ!
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