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【実話】盗撮された!でもガンガンミニスカ履いていく!!!!

★ caution  ー  この記事は「盗撮」「盗撮被害」に関する内容を含みます


ついにわたしの身にもやってきてしまった


「さっき盗撮されてましたよ」

駅のホームで電車を待っていると見知らぬ人に伝えられた。

驚きと戸惑いに揺られながらも、状況の把握を一瞬でこなした。

そして、じわじわと溢れ出してくるショックの感情。

ーーー「ああ、ついにわたしの身にもやってきてしまったか」


なぜ「盗撮」をするのか


わたしの場合、幸いにも知識が心を救ってくれたと考えている。

以前からジェンダー学という名目で研究を行っていた私は、「なぜ、性犯罪者が痴漢や盗撮を行うのか」といったテーマのニュース記事を読んだことがあったのだ。

盗撮行為及び性犯罪が行われる背景について『盗撮をやめられない男たち』(扶桑社)を参考にして説明されている記事があったので一部を抜粋する。

「ここからが厄介なのですが、男性の場合、自分の達成感や支配欲、優越感を一時的に満たす不適切なストレス・コーピングとして、女性を支配する、劣位に置く、モノのように扱う、性的に貶めるという手段を取る傾向が強く見られるのです」(『盗撮をやめられない男たち』(扶桑社)122頁)

 身近な性犯罪“盗撮”から考える男性の認知の歪み――小田急線刺傷事件との意外な共通点とは?
https://www.pen-online.jp/article/009110.html


つまり、自分より弱い立場の女性を傷つけることによってストレスを解消するという心理が働いている。

もちろん性犯罪が起こる理由はほかにも様々に存在するが、このような心理も理由の一つとして考えられるのだそう。

このことが頭に入っていたため、実際に盗撮の場面に出くわしても、「自分がスカートを履いていたからだ」「注意不足だったからだ」と原因の矢を自分に向けることはなく、「盗撮する人が100%悪い」と唱えることで自尊心を欠落させずに済んだのだ。

(ここで述べた心理が働いていなかったとして、仮に撮られた人が盗撮犯の性欲を刺激するような格好をしていたとしても撮られた人は全く悪くありませんよね。)

だからわたしは、あなたは、何も悪くない。ということを
この記事を読んだ人に伝えたいし、自分自身のためにも書いています。


これからも、ガンガンミニスカ履いて、好きな服を着ていきます。


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