見出し画像

2023年海外旅行 日本入国 高齢者も華麗にVisit Japan Web登録

23年2月に台湾へ母、私、娘の女三世代で行ってきました。
久しぶりの海外旅行は、コロナ前よりも自動化が進み
スマホ扱いが微妙な後期高齢者の母が
果たして華麗にVisit Japan Webでファストトラックに進めたかどうか、
をまとめました。

 Visit Japan Webそのものに関しては多くの情報があり
デジタル庁のサイトも丁寧だし
検索すれば登録までの全段階の解説つきサイトや動画が見つかります。

ところが「スマホが扱いが微妙な高齢者はどうしたら?」という
私が求めた情報にはたどりつけず
結局、私は「こんなんでいけるかな?」という曖昧な状態で出発しました。
ですので私の実際の経験が
これから海外旅行する高齢者とその同行の方に届きますよう☆

↑こちらのサイトでデジタル庁が懇切丁寧に説明してくれていますので
おおまかはご理解のうえ、という前提で以下の説明をいたします。

高齢者のスマホでアカウント登録できない

母は「らくらくスマートフォン」を持っていてLINEとかも使いこなしているのですが
問題は母ではなく「らくらくフォン」の方。
数カ月前にdocomoショップでいじってもらった後からおかしくなり
メールやLINEがすぐ届く時もあれば1週間後に届いたり
時には届かなかったり、というポンコツぶり。
あんしんフィルターが過剰にかかっている状態っぽいのですが
らくらくフォンって普通のスマホと仕様が違いすぎて
私もどうしていいかわからず、数カ月放置状態でした。

私が母のスマホで
Visit Japan Webのアカウント登録しようとしたときも
母のメールアドレスを入力しても、確認メールが来ず登録作業が進まない。
私自身や娘が登録したときは、すぐに届いたのに。
一応、実家に着いてすぐアカウント登録をチャレンジして
帰る時間まで待ってみてもやっぱり届かなかったので
母のスマホによる登録を諦めました。

母を「同伴する家族」として登録できるか?

そうすると次のトライは
私のアカウントにて母を「同伴する家族」として登録できるかどうかです。

おそらく「同伴する家族」というのは
乳幼児とかスマホを持っていない児童なのではないでしょうか。
それで保護者のアカウントにて子供を「同伴する家族」にするってのが
本来の使い方のような気がします。
が、母と私は苗字も違いますし、もちろん生計も別。
パスポート上では他人同士にしか見えません。

とはいえ母だけVisit Japan Webの登録をせず
ファストトラックを通れないと別行動になってしまう。
じゃぁ、ということで
ためしに私のアカウントにて「同伴する家族」で登録することにしました。

これは私のスマホで作業できるので
母のパスポートとワクチン接種証明さえあればサクサクと進み
登録完了しました。

でもこういうイレギュラーをするとかえって面倒を引き起こしがよね~
と頭をサッとよぎりましたが
結果、なにひとつ問題ありませんでした

日本帰国前のおススメ事前準備

Visit Japan Webのサイトにも「お勧めします~」と書いてありますが
特に高齢者連れの方に必須なのがスクリーンショットです。

スクリーンショットすべきなのはこの2画面。

①通称「青い画面」と呼ばれているもの↓

水戸黄門の印籠のように使います

②税関のQRコード

この2点を数日前に母のLINEに送っておき
母のスマホにダウンロードしておきました。

日本に到着したら、まずスクショを呼び出す

「到着したら」というのは「飛行機の機体が止まったら」です。

Visit Japan の「青い画面」は飛行機の機体から出た瞬間に必要になります。

これが全ての航路でそうなのか、羽田だけなのか、よくわかりませんが
CAの方が機体出口でご挨拶をしていた場のすぐ横で
ベストを来た係員さんたちが
「青い画面」を持っているかいないかで振り分けをしていました。

私たちは海外にいる間、レンタルWIFIを使い
日本のデジタル通信をオフにしていいたため
設定をし直さないとスマホをオンラインで使えない状況でした。

スマホの通信を設定しなおす→Visit Japan につなぐ→青い画面を出す

この作業を母と私の二人分こなすとなると
狭い通路でそれなりに足止めされちゃいそうですが
(実際、足止めされてる方も多く、結構ワチャワチャしてました)
大丈夫!
私は「母はVisit Japan大丈夫かいな」という不安もあったため慎重になり
飛行機の機体が止まってからすぐ
母のスマホにも私のスマホにもスクショを出しておきました。
そのおかけで青い画面を水戸黄門の印籠のように
「ひかえおろう~ひかえおろう~」と見せて無事に通り抜けました。

その後、入国審査をぬけて
税関審査ではQRコードを通すのですが
ここでもスクショQRコードで何一つ問題ありませんでした。

まとめ

というわけで高齢の母を「同伴する家族」として登録することに
不具合は一切ありませんでした。

その際のポイントは「青い画面」と「税関のQRコード」を
事前にスクショして本人のスマホに送ってあげること。

これだけ!

なんなら高齢者に限らず
ちょっとスマホが苦手な中年同行者の分も
「同伴する家族」で登録してスクショを送ってあげた方が
お互いのストレスが最小限で済むような気がします。

またいろいろ変わるかもしれませんが
2月に行ったときはこんな状況でしたのでご報告いたします。


いいなと思ったら応援しよう!