ジュビロ磐田 VS ガンバ大阪
こんにちは。
今回はJ1リーグ第4節ジュビロ磐田対ガンバ大阪の試合を自分なりに分析していこうと思います。
試合について
今回の試合では、両チーム3−4−3のフォーメーションを組んでおり、ミラーゲームの形となりました。私がこの試合から感じたことは、MFとDFの間のスペースをうまく使えるのかが勝負の鍵になったと考える試合でした。また、遠藤選手のサッカーIQの高さが現れた試合でありました。
フォーメーション
ホームのジュビロは3−4−3のフォーメーションを組んでいました。
一方、アウェイチームのガンバ大阪も同様で3−4−3のフォーメーションを組んでいました。
ジュビロとガンバの違い
今回の試合ではMFラインとDFラインの間のスペースの両チームでの価値観の違いが試合の命運を分けたように感じました。次の2枚の画像を見てください。
この2枚の画像ではそれぞれ、ジュビロのビルドアップシーン、ガンバのビルドアップシーンの画像になります。この2枚の画像から、ジュビロではMFとDFの間のスペースに多くの人数をかけていることがよくわかります。一方、ガンバ大阪では1枚しかそのスペースに人を配置しておらず、最終的に攻撃は全て個人能力で優っている右サイドからでしか攻撃ができませんでした。このような違いから、前半と後半の終盤までガンバ大阪の攻撃がうまくいかなかった理由の一つでもあると考えます。
遠藤選手のサッカーIQの高さ
今回、遠藤選手のサッカーIQの高さが現れたシーンとして、次の画像をあげられます。
この画像から見るように、先ほどあげたスペースをうまくボランチが消していることがわかります。このスペースを消すように指示を送ったのは遠藤選手であり、約28分ほどの画面ではそのような指示を送っているシーンが見られます。(画像がなく申し訳ありません)このようなことから、よく使われてはいけないスペースをしっかり熟知しているのだと感じました。
最後に
今回の試合では、改めて遠藤選手のサッカーIQの高さに驚かされました。また、ジュビロ磐田の攻撃に関しては、今回取り上げてはいないものの、主に鈴木選手の裏抜けに周りの大森選手や杉本選手、大津選手がうまく開けたスペースを利用していたため、とても面白い攻撃が見られました。
一方でガンバ大阪では、サッカーの形はできつつあるものの、開幕戦の鹿島アントラーズ戦から一番と言っていいほど使われたくないMFとDFの間のスペースを開け続けており、このまま修正をせずに1年間戦っていくのであれば、毎試合失点をしていくと考えます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。