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Napoli VS AS Roma

こんばんは。
今回はセリエA第20節ナポリ対ローマの試合を分析していこうと思います。

試合について

 今回の試合について、ナポリ自体の弱点と強みがより色濃く出た試合であったと感じた試合でした。また、なぜセリエAではナポリが、プレミアリーグではアーセナルがここまで強いのかも改めて認識できる試合でもありました。今回はそのことについて書いていこうと思います。

フォーメーション

 ホームチームのナポリは通常通りの4-3-3を組んでいました。

 一方アウェイチームのローマも通常時の3-4-2-1のフォーメーションを組んでいました。

ナポリの弱点

 まずはこの試合を見て感じたナポリの弱点について話していこうと思います。実際、どこに弱点があるのかというと、守備時でのロボツカの脇のスペース(横のスペース)になります。
ローマのフォーメーション的に、FWのエイブラハムがCBを引っ張り、ウイングバックの2枚がナポリのSBを引っ張り、ボランチの2枚がナポリのトップ下(ジエリンスキとアンギサ)を引っ張っていたため、よりロボツカの脇にスペースが空いていました。そのため、ローマのトップ下であるディバラやペジェグリーニがフリーになるシーンが多くありました。実際に後半ではローマはそこにボールをより供給するようになり、攻撃を成功させているシーンがありました。

 このことより、ナポリの弱点がより露骨に出てしまっているなっと感じました。

ナポリの強み

 今年のナポリの強みとしては起点の多さと連携の良さにあると思います。中盤3枚のジエリンスキ、アンギサ、ロボツカはもちろんのこと、その3枚がマークをされれば中盤にスペースを空ける動きをし、SBのマリオルイやディロレンツォが空いたスペースに入りゲームメイクをしたりします。最後にそこを押さえたとしてもFWのオシムヘンが少し低い位置でボールをキープできるため、再度中盤の3枚が生きてくる形になります。そのため、相手としてはボールを奪いどころを定めることが難しくなります。この点がナポリの今季最大の強みであると考えます。
※ナポリの強みについてはTwitterの動画をご覧ください
 この強みにより、今季はより得点が取れていると考えます。また、ボールの保持が長くなることから失点の数もリーグ最小失点になっているということも考えられます。(サッカーは極論を言えばボールを取られなければ失点をしないスポーツなので)

最後に

 今回の試合にて、今シーズンのナポリの弱点や強みの部分がよく見れたかつ、ローマ相手によく勝ちきったなっと感じたのと、後半から狙いをしっかりとナポリの弱点に仕向けていて、モウリーニョはさすがだなと感じる試合でした。
 最後まで読んでいただきありがとうございました。

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