「因果応報」を自分の人生に当てはめてみる、ということをするようになって10年ぐらいかな。
やったことが返ってくる。全てのことで。を当てはめる。
ポジティブな出来事はいいとして、ネガティブなことについて、となると、ハードルが高くなるんですわ。
嫌な思いをしたら、自分も誰かにこんな思いをさせたことがあるはず、と考えるわけです。それが返ってきたと。えー、そんなことした覚えないで、って思いつつも、自分と向き合ってみると、まあね、けっこう見つかるんですよ。他人にはしてなくても、家族にはしてたり。
見つけたら素直に反省することにしてます。
わかんない時もあります。しばらくしてわかったり、ずっとわからなかったり。わからない時も、「多分やってるから、反省しとこう」ってことにします。するとね、その「嫌な出来事」を引きずらないし、なんというかな、同じようなことがあまり起こらないというか。「ちゃんと」反省したら、ある程度贖罪されるのかもね。もちろん、自分が過去にやったことを、なかったことにしたい、とかいうのもまた違うので、そこは謙虚な気持ちをちゃんと忘れないようにしようと。
あと、自分に直接何かされたにしろ、周りで起きたことにしろ、あかんことしてる人は、その人はその人で、自分がやったことが返ってくるはずなんで、私があれこれ思う必要はないって思うので、気楽ですね。
もちろん、その場その場で、現実対応はしますよ。伝えるべきことは伝えるし、抑止すべきことは抑止するし。
まあね、自分に都合のいい時だけ「因果応報」を言うのも多分違うやろうし、都合の悪い時も使ってみてる、という話。
で、結果的には人生がとても良くなったんですよね。以上…
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