乳がん治療体験記 「ホルモン治療の開始」

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さて、ホルモン治療の飲み薬の服用を12月下旬から開始し、注射を1月17日に開始しました。

そもそもホルモン治療とは？ということをザックリ書くと、人それぞれ色々な種類がある乳がんですが、まず女性ホルモン（エストロゲン）によってがん細胞が増殖するタイプが全体の60〜70％だそうで、私ももれなくそうでした。がん細胞の増殖＝再発を防ぐためにエストロゲンの分泌を抑える治療をします。

飲み薬は毎朝1錠、服用期間は前回も書いたように5〜10年。私の場合、飲み薬の副作用は今のところほぼないように思います。

注射は持続型のもので、1回の投与で24週間（約半年）効果が持続するらしいです。医療ってすごいなぁと思ったり。投与4週間後には閉経と同じような状態にまでエストロゲンが低下、つまり生理が止まります。これから数年（何年だったか忘れたので、今後また確認します）生理が来ない日々になるわけです。不思議。

閉経と同じような状態＝更年期と似た症状が副作用として現れる可能性があるとのことなので、2月以降の自分の体がどうなるやらです。この治療が終了して注射をしなくなると、生理は復活するとのこと。

ちなみに、女性ホルモンを抑えるということは、ヒゲ生えるかな？とか、ニキビ増えるかな？とか心配しつつ、そこはたぶん違うっぽいです（笑）。たぶん。

そして、放射線治療の開始日も決まりました。これまたなんと主治医からピンポイントで提示されたのが、1月29日。また「29」…！（以前書きましたが、私の誕生日は3月29日で、これまでの人生、何かと「29」という数字に縁があります。手術日も11月29日でした。）こちらの治療のことは、追って書きたいと思います。

2024年1月18日
金多賀歩美

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