ブックカバーチャレンジ五日目「頭がよくなる思考術」
ブックカバーチャレンジ5日目は白取春彦さんの「頭がよくなる思考術」。ブックカバーから頭がよくなりそうな雰囲気が漂ってます。シンプルでカッコいい!
2010年頃、会社を退職して数年間、育児優先で在宅ワークをぼちぼちしていた頃。さてこの先どうしようかと思っていた頃に購入した本です。
本書はあなたが考えるときに実際に役立つ助言をさせていただくものである。しかし、わたし独自の考えだけを披露したものではない。古今東西の多くの古典、啓蒙書、哲学書から示唆された知恵が基礎にある。
というはじめのお言葉からしてなんだかワクワク。
全55章の中から、当時の私がページ端を耳折した章をいくつかご紹介。
22 自分を隣から眺めてみよ
自分を超越する眼をもつことを勧める。あくせくしたり、迷ったり、悲しんでる自分を、隣からながめているもう一つの眼をもつことを勧める。この眼があれば、どういう状況にあっても自分を見失うことがなくなる
この本を読んでからなのか忘れましたが、私も常にもうひとりの自分から、自分を見るようにしています。この人(私)疲れてないかな?とか、この人何が嫌なのかな?とか自分を他人の眼で見ることで、結構見えてきたりすることってありますよね。
27 迷いや停滞を歓迎せよ
迷うのは、その時点で何かが足りないからである。多くの場合、足りないものは、情報、知識、経験といったものの他に精神的なものとして、意思、度胸、欲求、気力、準備、必要条件、ふんぎり、などなどがある。〜中略〜 何かに関わっていて途中で大きく迷うこと自体は恥でも罪でもない。迷いながらもいろいろ模索しているうちに、足りないものが埋められて、迷いが少なくなる。
この時期、迷ったり、停滞してたんですねー。最近仕事が停滞気味で似たような状況だったりしますが、色々なことに手を出しつつ、あんまり悩んでないかも。まぁなんとかなるよねという楽観もあったり?
28 偶然の一手に委ねよ
誰でも自分のこれまでの人生を振り返って観察してみればすぐに気づくはずだ。いかに人生の要所要所においてさまざまな偶然が起きて今の自分をつくってきたかを。まさにその多くの偶然はストーリーを織りなし、全体として必然となってきたのだ。
まさに、27から続く停滞に対する次の手ですね。偶然の一手に身を任せっぱなしな今日このごろです。
55 わからないことから逃げるな
わからないことから逃げても、またいつか形を変えて同じ問題が出てくる。その問題をそのときの年齢経験と知識と勇気で自分なりに解かなければならない。すると、そこから新しい自分が生まれでてくる。
あります、あります。逃げた問題は必ず追いかけてきますよね。この前も昔逃げた問題に追いかけられたけど…。まだまだ世の中わからないことだらけ。それだからこそ、本を読むのは面白い!
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【7日間ブックカバーチャレンジ】
この企画は、読書文化の普及に貢献するためのチャレンジです。好きな本を1日1冊、7日間投稿。本についての説明はなしで、表紙画像のみを投稿します。その際に1人のFB友だちを招待し、このチャレンジへの参加をお願いするというルールです。
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