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ベストセラーを出せたらやってくる「第二弾を出しましょう」の落とし穴

藤沢あゆみです。

藤沢あゆみ初めての自己啓発書
「やれる!」
自己啓発書がこのタイトルなのも
わたしらしいと言いますか

実現はしなかったけど
もっと、びっくり企画も
持ち上がっていたのです。

ハァハァ!

という自己啓発書を
出しましょうというプランが出て
企画書まで書いたのは内緒です。

勝手に売り込んだのではなく
某出版社の編集長さんと
ミーティングしていました。

無茶苦茶なようですが
いつも行動を起こすこと
余裕がなくても、それが
自分の力になるみたいな
理にかなった企画です?!

モテ本!が売れたことで
第二弾のオファーをいただきました。
その名も、モテ本!ハイパー
バージョンアップしたモテ本です。

モテ本!のサブタイトルは
なぜか男を惹きつける150のテクニック
だったのですが

モテ本!ハイパーは
今すぐ人気者になる150のテクニック
より多くの人にモテようというわけです。

帯の文言がすごい
1テクニック1分で読めて
みんなあなたを好きになる

1テクニック1分で読める?
これは誇張でもなんでもなく
1ページで1テクニックですから
本当に1分で読めるのです。

1ページでノウハウを決め
最後に20文字限度の決め言葉を書く
できる限り文字数ぴったり
キャッチで刺さる文章を書く!
この時すでに文字数職人でした。

「決め言葉は何文字ですか」
「本文は何文字何行ですか?」
と最初から聞きました。

活動の始まりがメルマガなので
できる限り無駄な文章を
読ませたくない思いがあります。

モテ本!ハイパーの装丁には
明確なイメージがありました。
モテ本と同じデザインで
金箔を貼ったデザインにしたい。


売れたので、できるだけ
出版社も力を入れてくれますが
流石に金箔は高すぎたようで

ハイパーの文字のみがキラキラになりました。

今思えば、著者側で出しますので
金にして下さい!もありでした。
コストはかかりますが
それもエピソードとして語れます。

わたしとメンバーの片瀬萩乃さんは
セミナーを控えていて
すごくタイトなスケジュールで
原稿を書いたのを覚えています。

初めてのセミナーの時は
あんなにハァハァしたのに
本を書きながらセミナーなんて
成長しましたね。

モテ本を出してからも
有料メルマガを書き続け
日々、ノウハウを生み出していたので
今なら、もっといい原稿を書けると
腕をぶん回していました。

ハイパーの方が原稿のクオリティも
章立ての構成もパワーアップして
文字通りハイパーになっています。

当然、モテ本を超えるという
気概を持ってリリースしましたが
何度か増刷して3万部かな
10万部までは行きませんでした。

著者としてはオリジナルより
クオリティが上がっていると
自信を持って出すわけですが

読者さんにとっては
二匹目のドジョウ?

第二弾って難しいと痛感しましたが
著者としてシリーズ化できる企画が
生まれたのは喜ばしいことですね。

当時、モテ本!ハイパーが
モテ本!ほど売れなかったことが
悔しくてたまりませんでした。

モテ本とモテ本ハイパーを
今客観的に、並べてみると
確かに、原稿のクオリティや
構成はこなれているけど

モテ本には
突き抜けてやるぜという
エネルギーを感じます。

実は無名の時ってチャンス。
そこそこにまとめようとせず
全力を尽くしてみましょう。

最初の扉を全力で突破した人に
次の扉が開きます。


そんなあなたをわたしも応援します。

2003−2024
藤沢あゆみ作家ストーリー

集まりに行くと
ベストセラー作家と紹介される。
その言葉に
後ろめたさを感じていました。

なぜなら・・・
この続きは、また明日8時に!


藤沢あゆみ


出版にまつわる全ての過程に
藤沢あゆみが完全伴走します。
本気で出版、決めましょう!


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