一年、8冊書く作家の日常。きっかけはなんだっていい。こけるなら、前へ。
藤沢あゆみです。
ただいま30冊目の本の執筆が
クライマックスになっています。
noteでは、2003年から2024年までの
出版エピソードをお届けしています。
今回は、一年で8冊の本を出版した
2008年のお話です。
一年8冊の本を出すってどんな感じなのか
その日常を、覗いてみましょう。
2008年は、毎月出版すると決めて
3冊の本を、同時に手がける
ところから始まりました。
毎月、出版するためには
毎月一冊ずつ書き下ろせば
いいわけではありません。
ある本の、前書きを書きながら
他の本の、本文を書き
また別の本の打ち合わせをしたりと
3冊の本を同時に進めていくのです。
そこで、気づいたのは
ひとつの章は、同じ世界観なので
午前中とか固まった時間を取れば
1日で書けるということ。
前書き、後書きは
集中力と、エネルギーが必要なので
夜に、一気に書いたものを
朝、もう一度見直して
出版社の始業時間までに送る。
午前中、日中、夜で
それぞれ、本を書き分ける。
当時、本の原稿を抱えながら
セミナーの構築をするのは
なかなか難しく感じましたが
本を掛け持ちするのは
案外いける!と気づきました。
ただ、恋愛の本ばかりとか
同じジャンルだと混乱するので
恋愛、自己啓発、仕事術など
異なるジャンルだとやりやすい。
午前中、日中、夜が
それぞれ違う本で
前書き、本文一章分、目次
みたいなこともありますが
昼に打ち合わせを入れたり
夜に打ち上げパーティーを入れると
目先が変わってこなしやすいです。
11月25日の朝が締め切りなら
25日の出版社が始業する時間
ギリギリまで24日と解釈して
24日、打ち上げパーティーから
帰ってきて深夜に原稿を書いて
25日の早朝から8:55までに
ブラッシュアップして送信。
そんな生活をしていました。
来年は、毎月出版する。
そう決めて、2008年
8冊の本を上梓したわたしですが
流石に12冊の出版は無理でした笑
ただ、その年最後に出した本
「モテ会話ハンドブック」は
一年中モテるをコンセプトに
366個のモテ会話を
各々250文字でまとめています。
モテ会話が成立するためには
普通の恋愛本なら
見開き2ページになるような
設定を考えているのです。
体感的に、普通の恋愛本を
4冊書いた感覚だったので
毎月出版しようと思えばできる
という感覚を持ちました。
2週間を2万5000円で過ごす。
やろうと思えばできなくないけど
(意外とそういうの得意です笑
ただ、売れて露出すると
出ていく話もやってくる。
たとえばパーティーや
お祝いイベントのお誘い
お金も人も入ってきて
出ていくからこそ発展する。
その流れを止めると
お金も入ってこなくなる。
そこを、抜け出すために
毎月出版しようと決めて
一年で8冊の本を出版。
その年は、これまでで最高の
年収を得ることができました。
1400万円くらい。
きっかけは、こんな
お恥ずかしいことでしたが
「もうダメだ。来年は毎月出版しよう」
心の底から痛感したからこそ
8冊の本を出版できました。
きっかけはなんだっていい。
こけるなら、前へ。
あなたがもし今つまづいているなら
そのつまづきをチャンスに変えよう。
2003−2024
藤沢あゆみ作家ストーリー
明日は、藤沢あゆみ初めての
ビジネス書のお話をしましょう。
藤沢あゆみ
本を出したいけど出せない。思ったときが
今度こそ、出せるチャンスに出会うとき。
2025年、出版かなえよう!