【実録】2003年、出版が決まったあの日のこと

藤沢あゆみです。

2003年、出版決定の日まで
出版は、遠いところにありました。

当時のわたしは、実家である
京都府綾部市で活動していました。
活動の舞台は、メルマガだけ
出版社のつながりはありません。

メルマガ読者さんを10000人にしたい
当時のわたしには不満がありました。

一緒に活動している恋愛マニアのメンバーが
メルマガ仲間の応援に夢中で
「そんなことより、マニアのメルマガを
5000人にすることをがんばってほしい」

そう言ったわたしに、メンバーは
「今の活動が、あゆさんが
うまくいくことにつながるんだよ」

かなり長く、電話で話しましたが
結論が出ないまま電話を切ったあと
メンバーから電話がかかってきて
うんざりしながら電話に出たら

「あゆさんの出版決まったよ」

「うそ〜！」
わたしは叫びながら
部屋の中を歩き回りました。

人を応援することが
自分がうまくいくことにつながっている
それを、リアルで見せられた瞬間でした。

きっかけは、このメルマガで
メルマガ仲間の初出版を紹介したこと。

「これまで生きてきて一番嬉しい紹介文です。
プリントアウトして事務所に貼りました」

メルマガ仲間は恩義を感じてくださり
「藤沢さんを抑えておかないと
よその出版社から出版されますよ」と
激推ししてくれたのです。

当時のわたしは色々な人を応援していました。
今でいう、読む情熱大陸をメルマガに書いたり
他の発行者さんとコラボメルマガを書いたり

そのことによって
メルマガ発行者としてだんだん知られていき
メルマガから出版へその走りとなったのです。

初出版の本のテーマは
「愛されるしくみ」
きっかけはこのメルマガです。

メルマガを紹介し合う
相互紹介で知り合った
有名なマーケッターの方が
メルマガの編集後記で紹介してくださり
一度で721人の読者さんが増えました。

男性ビジネス系の読者さんが
楽しんでくれるコンテンツって？
そこで生まれたのが
愛されるしくみというコンテンツです。

男性ビジネス系の読者さんが読んでも
興味を持たれるように
恋愛をしくみで考える。

女性が彼に話を聞いてもらうには
受け取りやすい順番に
コミュニケーションを入れ替える提案。

ここでも応援が出版につながりました。

わたしは実家にいたので
メンバーが出版社さんと
話を進めてくれていたんですね。

そもそもなぜ人の紹介を
するようになったのか

メルマガをただ発行していても
飽きる人もいて部数がへってくる。

そこで、メルマガ発行者同士で
紹介し合う相互紹介をしますが
紹介を価値あるコンテンツにするために
ストーリーで紹介することを思いつきました。

人を紹介することで喜ばれ
メルマガの部数も増え
新たなコンテンツも生まれ
出版の話もきた。

ひとつの行動が
より多くの人の喜びにつながる
より多くのメリットを生み出す
そのことを意識すると
思いもしない喜びが生まれます。

2003−2024
藤沢あゆみ作家ストーリー
次回は、初出版で
Amazon一位を獲得した話をお届けします。

藤沢あゆみ

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