ACの生きづらさ

『アダルトチルドレン』
聞いたことがある人が多いのでは無いでしょうか。

アダルト・チルドレン(AC)
子どもの頃に家庭内トラウマ(心的外傷)によって傷つき、そして大人になった人たちを指す。子どものころの家庭の経験をひきずり、現在生きる上で支障があると思われる人たちのこと。

どんなものなのか。

「イライラした人を見ると過激に反応する」
「本音を話そうとすると涙が出る」
「とりあえずやるができない」
「相手の声のトーンや目つきで瞬時に判断し固まる」
「自分の考えや行動が「これでいい」との確信が持てない」
「物事をやり通すのに一貫性がない。できない。」
「本当のことをいったほうが楽なときでも嘘をつく」
「自分に情け容赦なく批判を下す」
「楽しむことがなかなかできない」
「まじめすぎる」
「親密な関係を持つことが大変難しい」
「自分には、コントロールできないと思われる変化に過剰反応する」
「常に、他人からの肯定や受け入れを求めている」
「自分は、人とは違うといつも感じている」
「常に責任をとりすぎるか、責任をとらなさすぎるかである」
「過剰に忠実である」
「衝動的である。他の行動が可能であると考えずに1つのことに自らを閉じ込める」

数えたらキリがないのですが代表的なものを述べてみました。

勿論、私にも全て経験があります。

過激に反応して固まってしまったり、
相手の声のトーンが少し変わってしまっただけで固まってしまったり、
やらなければならないことが目の前にあっても雑音が響き手をつけられない。

大人になった今でもこういった物事を掠ると硬直したりフラッシュバックしたり耐え難いものが頭の中を巡ります。

そんなことがあっても
周りからは「甘え」「わがまま」「イライラさせるな」と言われる始末です。

今では自覚して本などを読み漁って知識を得たものの対処法などはあやふやで現状はあまり変わっておりません。

ACには下記の6タイプがあるとされています。

小さい頃から両親や周囲の大人に期待され、家族の期待を一身に背負い頑張ってきた
•英雄タイプ

性格がおとなしく、自己主張をせず目立たない子どもであったため、家族の中で放っておかれる立場で育った
•いない子タイプ

本来、家族や親の側にある問題を、その子一人が原因であるかのようにすり替えられ、悪者の役割を担わされながら育ってきた
•生贄タイプ

小さい頃から、自分がいつも笑顔で明るく振る舞うことで、周囲を和ませ、緊張状態を解くという役割を担ってきた
•ピエロタイプ

小さい頃から家族の誰かの世話役をし、誰かに尽くすことで自分の存在価値を感じながら生きてきた
•世話役タイプ

アルコールなどの依存症の親を支えるために、自分を犠牲にし親に尽くしてきた
•偽親タイプ

私の場合英雄と生贄の複合したタイプでしょうか。勉強ができた私は過度に期待され、周囲とのギャップに悩まされ生贄となった。

死んだ祖母が憎い。
あの時殺してたら。

「認知症だから仕方ない」

『仕方ないってなんだ人間としてやってはダメなことをしたんだ』

「甘えだろ」

『体が動かないんだ』

「なんで固まるんだよ。なんか言えよ。」

『動けないんだよ』

「なんで?」

『分かんないよ』

今でも脳内を巡ります。

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