100%ときめきミュージカル映画
SNSってすごいですよね。全然いらない情報もいっぱいあるけどめちゃくちゃ素晴らしい情報もいっぱいある。
夜寝る前に何気なく携帯でSNSを見た時に、ふと目にとんでもなく好みのものが飛び込んできてしまうともうだめ!!
気になって気になってしょうがなくなり、脳みそが覚醒してしまい、目も爛々。
私のハートを射止めた1つの投稿に関わる作者についてだの写真だの映像だの文章だの隅から隅まで検索してしまい、ネットの深い海に飛び込んで気づけば朝までずっとネット徘徊をしてしまい、翌日無睡でそのまま仕事に行くということが結構頻繁に起こってしまいます。
いや、はよ寝ろや。って感じなんですが、「ときめきには勝てないのさベイビー。(花輪くん風)」とでも言っておこう。
はい、というわけで昨日0時に発表されたGUCCI19SSのイメージムービーに夢中になってしまいました!!とりあえず、これ見てください!!!
さいっこうじゃないですか…?1950年代前後のハリウッドで一大ブームを巻き起こしたMGMのミュージカル「雨に唄えば」や「紳士は金髪がお好き」「バンドワゴン」「ショウほど素敵な商売はない」などのオマージュで溢れた最高なやつです。監督は今回もグレンルッチフォード。天才かな。
私がMGMのミュージカル映画に出会ったのは小学生の時です。「ザッツ・エンタテインメント」というMGMのミュージカルがぎゅっと1本に編集されたビデオを見たのです!!もうその時のときめきたるや。豪華なセットに華麗なダンスと歌、レトロなのにモダンな世界観。なにこれステキ〜〜〜〜〜〜!!!ミュージカルステキ〜〜〜〜!!!!と子供ながらに大興奮した気がします。
1〜3までありますが1が圧倒的に面白いです。
というわけで今日は、そんな私がときめきすぎるMGMのミュージカル映画をご紹介。
1、紳士は金髪がお好き
マリリンモンローの「紳士は金髪がお好き」
映画「ムーランルージュ」でもニコール・キッドマンが登場シーンで歌っていましたね。「Diamonds are a girl's best friend 」。
モンローのキュートかつセクシーな異常な可愛さはもちろん、人キャンドルとか人シャンデリアが想像の範疇を超えていてやばい。
【余談1】
ちなみにこの映画をオマージュしたマドンナ先輩の「Material Girl 」のMVも最強にかわいいです。楽屋かわいい。
【余談2】
あともう1こ脱線すると、スピルバーグ総指揮の海外ドラマ「SMASH」がめっちゃ面白いです。マリリンモンローの人生を描いたミュージカルを上演するために、主演を誰が射留めるのかというワクワクなストーリーです。スタッフがブロードウェイの激アツメンバーなので歌が間違いなく最高。
2、雨に唄えば
「雨に唄えば」といえばミュージカル界の金字塔。雨の降る中で傘をさしてジーンケリーが踊るシーンがめっちゃ好きで、私が小学生のとき学校のベランダで晴れてるのに傘さして1人で歌って踊ってました。変なやつですね。
MGMの看板俳優ジーンケリーとドナルドオコナーが2人で踊るタップダンスもステキすぎて鼻血もんです。GUCCIもオマージュしているケーキから出てくるこのシーンもみんなプリプリしててかわいい。というかジーンケリーいけめん。
3、Give A Girl A Break
3人の女性のラブストーリーが繰り広げられるお話で、どのシーンもめちゃくちゃ可愛いのですが、この屋上でダンスするシーンがはちゃめちゃにかわいい。逆再生という斬新な手法で風船が現れたりして、魔法みたい〜〜〜!
4、Begin The Beguine
はい、きました。フレッドアステア。神様です。アステアなしではMGMは語れない。そんなトップ中のトップ俳優。タップダンス界のレジェンドです。アステアのタップダンスのセンスの良さったらもうほんとたまらない!!!粋!!!
こちらのレビューはアステアと同じくこの時代を席巻したタップ・ダンスの女王、エレノア・パウエルのダンスナンバー。なんてロマンチック。うっとり。一面が星空みたい。
【余談1】
さて、MGMと関係ないですが、フレッドアステアの出演作品の中でも私が宇宙一好きなというか愛してやまない映画がオードリーヘプバーン主演の「パリの恋人」です。好きすぎて何回見たでしょうこの作品!!!!!!!!!ピンクまみれのこのシーン、見たことある方もいらっしゃると思いますが、もうとんでもないですよねこのセンス!!!!!!!!かわいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!初めてこの映画を見たのは中学生の時でしたが、もう衝撃的すぎて、興奮しすぎて大爆発しました(語彙力)
こちらのアステアとオードリーの暗室でのシーンも最高におしゃれかつ最高にかっこいいです。アステアのダンスってほんとうまいだけじゃなくてパートナーに対しての思いやりがすごい。オードリーの踊りって独特なんだけど、2人で踊る時のダンスの相性が美しい。うっとり。
5、Ziegfeld Follies
「アイラブルーシー」でお馴染みのコメディアンのルシルボールがピンクピンクピンクな世界観で回転木馬に乗って登場。キャットウーマンたちを躾、大団円で終わる、特にストーリーはない豪華極まりないレビューです。最初にキラキラしたお姉さんたちが出てくるのいいですね。かわいい。
「Ziegfeld Follies」は名プロデューサー、フローレンツ・ジーグフェルドが天国で回想したショーというコンセプトで、豪華なレビューがオムニバス形式でまとめられた作品で、ザッツエンタテインメントの先がけのような珠玉の1本です。
6、世紀の女王
話の意味は全くわかりませんが、女の子たちがプールの中で水中レビューを行なっているようです。最後火を吹きます。なんなんでしょうか。とにかく最初のタツノオトシゴのステージが可愛すぎるということに尽きます。
7、I Love Melvin
「雨に唄えば」でタッグを組んだドナルドオコナーとデビーレイノルズが出演してる、ラブストーリーです。
この試着室のシーンめちゃくちゃかわいいですよね。
デビーレイノルズがなぜか茶色の全身タイツみたいなの履いてラグビーボールに変身してラグビーが行われるシーンが意味不明すぎてかわいいのそちらも是非。
というわけで7つのときめきMGMミュージカルをご紹介させていただきました!
改めて色々見てみるとほんとどれもわくわくする作品ばっかりでミュージカルって本当に素晴らしい。大好き。こんな夢のある世界観を私も作っていきたいよ。
というわけで、MGMミュージカル映画、めちゃくちゃいっぱいあるのでぜひご覧ください!
私も「ザッツエンタテインメント」見返そうと思います!