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【名画をプロップスタイリングしてみる Vol.2】クロード・モネ「庭の女たち」
今日はあたたかくていいお天気ですね。
さて、今日の1枚はクロード・モネ「庭の女たち」
パリのオルセー美術館にあります。
モネが26歳の時に描いた絵です。まだ自分のスタイルを模索中で、実験的なことを繰り返していた時期ですね。
印象派の画家と言えば、移り変わる光や鮮やかな色彩を求めて、戸外に出掛けて油彩画を描きはじめるのですが(この時代に持ち運びができるチューブ絵の具が発明されたから)、こちらの作品、2m55cm×2m5cmにもなる大きなカンヴァスをそのまま戸外に直接持ち出して、最初から最後まで自然の光のもとで描いた作品なのです。
大きすぎるカンヴァスの上部を描くために、地面に穴を掘って絵を滑車で穴の中に下げて、描かれたそうです。わぁお。
モネってやさしい~性格のおはなしをたくさん聞くけど、絵に対してはめちゃくちゃ熱いひと。
この絵も理想の光が出てない時は絵を適当に描き進めずに、光が出るのをじっと待ってたみたい。理想の美を描くための執念よ。
ちなみにこの絵、描かれた人物に相関性や覇気がないとかなんとかで、当時なぜか全然評価されなかったみたいなのですが、わたしはこの絵がめちゃくちゃ大好きでアトリエのデスクにも飾っています。
光の描かれ方、色彩の鮮やかさたまらなくないですか?ドレスや日傘に降り注ぐ木漏れ日、道の陰影の切り返し、そして生命力溢れる花や木々。極めつけに4人の女性の緑のドレス、黄色のリボン、赤毛、青いエポレットの鮮やかな色彩が、自然の色に映えてて眼福。
ピクニックをこよなく愛するわたしが求める理想のピクニック。こんなお庭最高では。はぁ、美しい。