「印象派からその先へー 世界に誇る 吉野石膏コレクション展」
「印象派からその先へー 世界に誇る 吉野石膏コレクション展」
三菱一号館美術館
第二水曜日は三菱一号館美術館は21時まで空いてることを思いだし、お仕事終わりで行ってきました。しかも「アフター5女子割」という日らしく、1700円が1000円◎だからなのか、おばさまがたくさんいらしてました♡(笑)
この展示は、吉野石膏が持ってるコレクションの展示なのですが、もうびっくり!!!!
吉野石膏ってこんなにアートに理解があったの!?!?てか吉野石膏って何?!(失礼)
びっくりするぐらい素晴らしい名画揃いで、めちゃくちゃびっくりしました!!!うそでしょ!?ってやつがいっぱいありました…!
ルノワール、ドガ、モネの主要印象派はもちろん、愛するルソー(風景の比率に対して人が蟻並に小さく描かれててルソーらしい不器用さが愛しすぎてはげそうになりました)もあったし、オランダ時代のミレー(「落ち穂拾い」の方)に感化されまくってた時のゴッホもあったし、キュビスムに目覚める前のミロや、マリー・ローランサンの大きめな作品までありました…!
バルビゾン派から、印象派、フォーヴィスム、ナビ派、キュビスム、シャガールにとそれぞれの時代の名画、画家の作品が19世紀後半~20世紀前半を完璧に網羅してて、おかげで歴史がめちゃくちゃわかりやすく理解できました…!誰が誰に感化されたとか、誰と誰が仲良かったかとか、すっごいわかりやすかった…!
ちょっとかなり侮ってましたが、この展覧会、かなりわかりやすく美術史や画家それぞれのこと学べるのでオススメです!
いつも三菱一号館美術館は、音声ガイドとキャプションの説明が濃くて、ほんと勉強になります。学芸員さんの愛を感じられてすごい好き。
今回の展示でいちばんのずきゅんはピサロの風景画でした。雪も緑も美しすぎて息とまって死ぬかと思った。ピサロ今まで1mmも興味なかったのに、今日初めて良さがわかりました…。いままでなんとも思ってなかったのに、あれ?わたしこの人のこと好きかも…?みたいに急に良さに気づいて好きになるみたいなやつ。年を重ねるっていい。