学校よりも楽しいものがあるのに、学校に行く意味ってなんなんだろう
このnoteではもうお馴染みの…パートさんとのお話です。
そのパートさんには、受験生である中学3年生のお子さんがいます。
「受験生やけど、勉強に身が入ってないんよ…せめて勉強してる振りだけでもしてくれへんやろか…不安やわ〜」
代わってわたしが簡潔にまとめます。
その子はすでに頭がいいのです。
家では勉強をせずとも、テストではいい点数をとり、成績は悪くない。
そこそこ頭の良い学校にも行けるレベルなのでしょう。
その子はYoutubeで動画制作をしており、すでに収益を上げています。
学校よりも夢中になれて、熱中できるものに巡り会えているのです。
それが「Youtube」という動画制作であり、ネットの世界なのです。
ネットでのつながりで友人もいるそうです。
要は、学校がつまらない。面白くない。ということ。
勉強っていっても、すでに頭の中に入っているし…
学校に行く意味ってなんなんだろう…ということなのです。
今、わたしは30年弱の経験のなかで話せる自分の意見を伝えています。
「別に、学校の友達と仲良くなんてしなくてもいいと思います。わたしの中学校の記憶はもう曖昧ですが、友達と仲良くするよりも、部活で体を動かしたり、図書館で本を読んでいる方が面白かったですね。中学校よりも高校のほうが楽しかったです。初めて自分で進路を選択していった場所でしたしね。
そして、大学がさらに面白かったです。
大学ではもっと活動できる幅が広がるんです。
教授に協力してもらって、部活を作って、学校から出る部費と学園祭の出し物で集めたお金を活用して、合宿などやりたい活動に使っていました。
そうやって、学生1人ではできないこと(特に金銭面)も
「学校」という環境をうまく活用することで、やりたいことができると思います。
その協力を得やすい環境が「学校」なんじゃないかな、と考えます。」
「その子にとっての今の夢中は「動画制作」。
動画制作をしたのだとしたら、学校という環境をいい意味でどうやって利用して、
制作の幅を増やしていけるのか…そうやって考えると、
学校という環境はただの場所ではなく、面白い場所にならないでしょうか…」
そんなことを伝えました。
あとは、「少なくとも日本に住むのなら、高校までは進学しておいたほうがキャリアの幅が広がるから、頑張っていってね。」というありきたりな答えしか出せなかったな。
もっともっと面白い世界が他にもあるんだよっていうことは、
その子はきっと気づいているのでしょう。
だから、学校に行く意味ってなんなんだろう、という考えになるのかな…
ああ、なんか堂々巡りになってる?
今回も結論はなしです。答えはその人によって違うもののはずだからね。
その子なりの道が見えるといいな…
みなさんはどう考えますか?