【ココロ】インナーチャイルド〜小さなわたし〜
インナーチャイルドとの出会い
ふとしたことをきっかけに、置いてけぼりになった小さな自分の存在に気づきました。青天の霹靂。気づいて欲しい思いを抱えたまま、頑丈な蓋をして、閉じ込めてしまっていたようです。
わたしの中の小さなわたしをあやしてみる
記憶にない乳児期のわたしがギャンギャン泣いていたので、そっと抱き上げてあやしてみました。ミルクをあげたり、よしよししたり。
すると、小さなわたしはスヤスヤとわたしの腕の中で眠ってしまいました。ここで泣いてるよ!と気づいてくれるのを待ってたみたいです。
こうしてわたしのインナーチャイルドを癒す旅が始まりました。
向き合うことに抵抗する
普段から自分の気持ちをひた隠しに過ごしてきたわたしにとって、真実と向き合う、つまり自分の正直な感情を認めるということは、想像を遥かに超えた苦痛でした。わたしの感情は、「こんな自分は見たくない。」「わたしはそんなこと感じていない。」という、向き合うことから逃げるような感情に覆われていました。
玉ねぎの皮を向くように
丁寧に丁寧に、わたしの真実を覆っていた感情を1枚ずつ剥がしていくことをひたすらに続け、ようやくネガティブな感情にも慣れてくるのです。すると、そのネガティブな感情が存在を認められ、ゆるゆると緩んできました。こうしてやっと、ネガティブな感情を吐き出すことができてきます。
必死にバランスをとってきた
ポジティブにいないと!とか、いい子でいなきゃ!と自分に言い聞かせても、そもそも自分のなかに消化できていないネガティブな気持ちがあるので常に頑張り続けることになります。そんな極限の状態で、バランスを取ってなんとか自分を保っていたようです。
小さなわたしを探し回る
わたしの中の小さなわたしは、大人になったわたしに見つけてもらえるのを待っていました。イライラのサインを出してみたり、違和感や意地悪心をチラつかせたりしてサインを送っています。ネガティブな感情を認めることができるようになっていると、このサインを見つけやすくなるんじゃないかなと思っています。
自問自答の繰り返し
わたしの場合、小さなわたしは何人かいて、1人が癒えるとまた別の1人を見つけることができました。一人一人、何かしらやり残していることを教えてくれていて、わたしはどこへ行きたい?わたしは何をしたかった?わたしはどういう言葉を聞きたい?と、小さなわたしに自問自答していました。
見つける事で成長できた小さなわたし
約半年間、自問自答を繰り返し、ここにいるよー!と信号を発していた小さなわたしを見つけては寄り添ってあげたことで、やっと安心してくれました。そして気づくと、今まで感じていた、何かをやり残している感覚、満たされない感覚、このままじゃいけないんじゃないかという感覚がどんどん薄れてきて、なくなっていました。きっと、成長することを許可してくれたんだと思っています。
インナーチャイルドと向き合った結果
なんだかやっと、自分が1人にまとまった気がしていて、今の自分がとてもしっくりきています。わたし自身、インナーチャイルドという言葉を知ったのは2年ほど前のことでした。そしてじっくりとインナーチャイルドと向き合い、今のわたしは以前のわたしとは全く違うわたしになりました。
なんだかモヤモヤする、やり残していることがある気がする、不機嫌になってしまう、意地悪をしてしまう、自分が好きじゃないと思っている人に、もしかすると、あなたの中の小さなあなたが気づいて欲しいと叫んでいるのかもしれない!ということを考えてみるきっかけになれば嬉しいです。
最後まで読んでいただいてありがとうございます♪
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