2/23満員御礼自主ライブ成功までの道のり
満員御礼と言っても20人限定の小さなライブの話です。だから全然自慢でもなんでもないです。ただ、自分のやりたかったライブができたことが一番嬉しいです。そして自分のやりたかったライブで、たくさんの方が喜んでくれたことが、本当に嬉しい。
音楽活動をされていて、20人規模の小さなライブを成功させたい方は、この記事をぜひ読んでみてください。
まず、ライブのコンセプトを決めるところからです。今回は、自分の好きな女性アーティストの皆さんにご出演いただきました。「歌の実力のある女性」だけに絞ってオファーをしました。私は自分の人選に絶対的な自信があります。歌の実力、中身の人間性、歌や音楽に対する姿勢を見て判断しています。ここ2回の自主ライブは全て自分が実際にお会いして選んだ方々です。
歌が上手いのは言わずもがなですが、歌や演奏が上手い人はいくらでもいるのが現状です。今回ご出演していただいた皆さんは、それぞれに光るものがあります。難しいのですが、エネルギーなのか、魂の輝きなのか、普通の歌うまにはない輝きがあるんですよね。私にはそれが感じられるし、見えるというか聞こえるというか・・・。これはみなさんも同じなのか、違うのかがわかりません。
そして、歌やパフォーマンスに向かう姿勢ですが、今回ご出演していただいた皆さんは、エゴがとても少ないのです。上手く歌おうとか、自分を必要以上に良く見せようとか、そういうものが感じられない所が素晴らしいです。
私自身歌が上手いわけでもないので、全く偉そうなことが言えませんが、上手い方になると、「上手いだろう?」「かっこいいだろう?」というのが時々見え隠れしてたり、ベテランになると小慣れた感じでエネルギーが低かったりします。そういうものが見えるといくらお上手な方であっても、私には良い演奏に思えなかったりします。
そして、ライブにご出演いただく際には、人格も重視しています。
トラブルは避けたいですし、気持ちよく最後までご協力いただけるような方を選ぶのは大事だと思っています。下手に出てきたり、色々良いことを言ってくれる方でも、本心が違っていると私の場合すぐに分かってしまうので、そういう意味でも、人選に自信があります。
まずはとっても大事なコンセプトと人選の話でした。
今回のライブのタイトルは「癒しの歌姫ライブ」としました。
「歌姫」という言葉にピュアな出演者の皆様は戸惑っていました笑。ただ、私は集客も基本一人で行っているため、確実に目に止まる言葉を選ばなければならないゆえ、あえて皆さんが引っ掛かるような「歌姫」というワードを使わせていただいています。
宣伝方法はSNSと直接お会いできた人に宣伝するくらいです。あとは出演者のファンの方が来てくだされば、20人は割と無理なく埋まります。私が半分くらい集客をし、出演者の皆さんがそれぞれ数人呼んでくださる感じです。私は本当に人脈がないので、SNSで2ヶ月間くらい周知に時間をとっています。前回のライブとは場所やコンセプトなどがまるで違っているので、お客様も一人も被っていなかったです。今後はコンセプト次第で被ってくることもあるかと思います。
あらかじめ、赤字にならないボーダーラインを計算し、持ち出しのないようにだけして、あとは一日か二日に一回くらいはSNSで宣伝してみたり、オープンマイクを見に行ってそこでちょこっと宣伝させていただいたりしました。そしたら自然と興味がある方が申し込んでくれる感じです。参考になるかわかりません・・・。
ライブ自体も好評なのはもちろんですが、その他にも食べ物、飲み物の提供、エンタメの提供の部分で満足度を上げるということを考えました。食べ物を安く提供したり、事前にスケジュールとご挨拶を送って気持ちを高めたり、当日ペンライトをプレゼントしたり、最後にみなさんと写真を撮って、それを後日お礼の文章と共にお送りしたり・・・ライブ前から後までお客様一人一人を大切にして、満足度を上げています。
また、私はライブの際、司会進行もしています。この時に皆さんがリラックスできるように、そして出演者の良い部分をたくさん知っていただけるように、またお客様も主役になれるように、そんなことを考えながらその場で話す内容を考えています。元々おしゃべりがとても苦手なんですが、自分が喋るのが下手だと知っているので、それすらも曝け出しつつ、全く格好つけない感じで、フランクなMCをしています。MCはあった方が変な間がなく、みんなが和やかな雰囲気になって、お客様からもご好評いただいています。
参考になるかわかりませんが、小規模な自主ライブを成功させるために、私がやっていることを書いてみました。こんな私でよろしければ、みなさんのお力になりたいと思っています。
今後もみなさんのためになる記事を書いていきたいと思っています。
ちなみにこの自主ライブの少し前に家族が次々と熱を出し、自分もいつ熱を出すか分からないような状況でした。結構一人で戦って、なんとか健康を保って当日を迎えることができました。そしてライブから二日後に熱を出しました・・・。家族ってチームだから、もうしょうがないんですよね。そんな裏事情もありましたが、本当に無事に終了したことが奇跡です。感謝です。
Ayumi