Claude 3.5 Sonnetとの対話で作る全自動スライド
こんにちは、あやみです。
今回は、最新のAI言語モデルであるClaude 3.5 Sonnetを使って、プレゼンテーションスライドを全自動で生成してみました。
その過程を、実際に使用したプロンプトと共に紹介します。
1. プロジェクトの開始:AIに何を依頼するか
まずは、Claude 3.5 Sonnetに次のように指示しました。
Claude 3.5 Sonnetの凄さを伝える5分間のプレゼン資料を作って
この簡単な指示だけで、AIはHTMLとCSSを使用した基本的なスライド構造を提案してくれました。
具体的な時間(5分間)と目的(凄さを伝える)を明確にしたことで、適切な量と質のコンテンツを生成できたんです。
2. デザインの改善:もっとおしゃれに
初期のデザインは基本的なものだったので、次のようにリクエストしてみました。
プレゼンテーションのプロとしてスライドを改善して下さい。
もっとおしゃれでかっこいいスライドにして、動きも入れた方が見栄え良くなると思う。
すると、AIはアニメーション効果、グラデーション、インタラクティブな要素など、プロのデザイナーが作成したかのような洗練されたデザインを提案してきました。
3. データの視覚化:グラフで表現
Claude 3.5 Sonnetの性能データをより効果的に伝えるため、こんな指示を出しました。
Claude 3.5 Sonnetの性能の部分は%をグラフで表現して視覚的にわかりやすくして
この指示に対し、AIはバーチャートを用いた視覚的に分かりやすいデータ表現を提案してくれました。
4. コンテンツのカスタマイズ:自己紹介を入れる
プレゼンテーションの内容をより個人化するため、次のような詳細な指示を出しました。
以下を変更して、もう一度出力して
•スライドタイトルを変更
Claude3.5sonnetの活用法
•自己紹介は以下に差し替え
IKIGAI lab.トピックスモデレーター
スタートアップでマーケティングに従事しながら、業務でのAI活用法などをXにて発信。News PicksではAIジャーナルを担当。ChatGPT研究所運営に参画。
非エンジニアながら、ChatGPTだけで、webサイトを制作したり、GASを構築するなどAIによってスキルの幅を広げることに取り組んでいます。
•最後のスライドを分割:1枚目は最後に!の文字だけにする。2枚目にこのスライドはClaude3.5Sonnetで作りました!を入れる
•一番後ろにClaude3.5sonnetの活用法はまだまだ、たくさんある!のスライド追加
この詳細な指示により、AIは正確にコンテンツを修正し、個人化されたプレゼンテーションを作成してくれました。
5. 実用的なアドバイス:GitHubでの公開方法
最後に、作成したスライドをGitHubで公開する方法について、こう質問しました。
コードをgithubで公開して画像も追加する方法を教えてください。
すると、AIはリポジトリの作成からGitHub Pagesの設定まで、詳細なステップバイステップのガイドを提供してくれました。
まとめ:AIとの効果的な対話方法
このプロセスを通じて、AIとの効果的な対話方法がいくつか分かりました:
具体的な目的と制約を明確に伝える
専門的な役割を指定し、期待する品質レベルを示す
視覚的要素や具体的な機能を明確に要求する
変更点を箇条書きで詳細に指示する
技術的な要求は簡潔に、但し具体的に伝える
実用的なアドバイスを求める際は、具体的な状況を説明する
これらの方法を活用することで、AIの能力を最大限に引き出し、高品質なアウトプットを得ることができました。
作成したスライドはGitHubで公開しています。
この記事の作成過程
実は、この記事自体もClaude 3.5 Sonnetとの対話を通じて作成しました。以下が、その過程です。
記事作成の依頼:
これまでのやり取りの内容をもとに、**Claude 3.5 Sonnetで全自動でスライド生成してみたという記事を作成してください。**
スライド生成の過程をこのチャットのやり取りをもとに記事にして下さい。
実際のプロンプトの追加要求:
実際に指示したプロンプトを引用コードで入れながら、記事を書いてください。
記事作成プロセスの追加:
この記事を作成した過程についても追加してください。
文体の調整:
文章をもっと私の文章っぽくして。過去に私が書いた記事内容を共有しますので、文章の書き方を真似してください。記事の文章をブラッシュアップして下さい。
このプロセスを通じて、AIを活用した記事作成について以下のような洞察が得られました:
AIは与えられた情報を迅速に分析し、構造化された記事を生成できる
追加指示に応じて、既存のコンテンツを効果的に修正・拡張できる
AIは自身の出力プロセスについても説明できる能力を持っている
質の高い出力を得るためには、明確で具体的な指示が重要
人間とAIの対話を通じて、段階的に記事の質を向上させることができる
最後に
AIを活用したプレゼンテーション作成や記事執筆は、人間の創造性とAIの処理能力を組み合わせることで、短時間で驚くほど高品質な成果を生み出すことができます。た
だし、最終的な内容の確認や微調整は人間が行う必要があり、AIはあくまでも強力な助手であることを忘れてはいけません。
みなさんも、ぜひAIを活用した新しいクリエイティブプロセスにチャレンジしてみてください。きっと、想像以上の可能性が広がることでしょう。
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