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4年ぶりのインド生活の発見 ⑤ 初めて訪れた田舎町で人の優しさに触れる。

今日はムンバイから飛行機で1時間半、直線距離850KM程はなれた
インドの中心地、ナグプール(Nagpur:別名オレンジシティ)という町に出張に行ってきました。

日系企業は私の調べる限りは片手ほどしかありませんが、
驚くことにGoogle Mapで見ると日本語学校が2件ありました。
(どちらも、覗いてみたけれども学校があるのかわからなかったけど…)

そんな街で、一時帰国とインフルエンザの名残で倦怠感とホームシックになっていた私に心温まる時間と元気をこのナグプールでもらうことができ
海外生活いいな、とまた思うことができました。

そんなエピソードを書いていきたいと思います。

ナグプールの優しさその① 迷っていたら最後まで助けてくれた。

今日、飛び込み営業を一件予定しており、Google Mapで場所は確認していました。
しかし、いざその場所に行ってみるとその会社がどこにあるのかわかりません。
看板らしきものはあったけれども、色褪せていて、建物も事務所があるのか
住居なのかわからない風貌。

周りを歩きまわってインド人に聞いてみたところ、二人目でめちゃくちゃ親切な人に出会い
一緒に地図を見てくれ、≪あそこだよ!と一緒に行こうか?≫とまで申し出てくれました。
そのらしきビルに辿りつくと、別のインド人の方がいて、その方にも確認してくれました。
そこは違うかったので、≪じゃあ向かいのビルだね!≫と言って
≪あ、あそこの4階だよ!≫と場所まで突き止めてくれました。

実際には2階でしたが、彼と別れる前に
≪もし違うかって困ったら僕は近くのところに(元々彼が作業していた場所)にいるから頼ってね!≫

感動しました。握手して別れましたが名前聞いておけばよかった。
本当に優しい。

ナグプールの優しさ ② 飛び込み訪問にも関わらず、笑顔で迎えてくれ話を聞いてくれる。

無事飛び込み訪問ができたのですが、アポなしにしかも変な日本人が来たと思われても不思議ではないのに、
こちらの話を聞いてくれ事務所に迎えいれてくれました。
私の仕事だと、ナグプールの支社じゃなくて他の都市の本社の方だね。
と、そこの支社とは直接仕事に関わることはありませんでしたが
どんなことをしているか教えてくれ、
その会社の製品を見せてくれ、また一つナグプールの方の優しさに触れました。

ナグプールの優しさ ③ 女子トイレで髪留めを手伝ってくれる。

1件目の突撃が終わり近くのショッピングセンターへ、トイレと次のアポまで時間があるのでPCで仕事をしようと入りました。
まず、そこのトイレで髪留めが取れてしまったのでやり直していたら
トイレにいたインド人のお姉さんが話かけてくれて(ヒンディー語だけど)
≪どこから来たの?≫≪いいね!手伝うよ!≫といって、
髪の毛を留めてくれました。

こうして他人で外国人でも臆することなく話しかけてくれるインド人の
人懐こさと、お世話焼きなところがまた好きだなぁ。と再認識です。

ナグプールの優しさ ④ 訪問先でのWelcome

午後にあらかじめアポをとっていた会社に行きました。
こちらもインド人の方と会う予定でしたが
親切にも会社の状況を教えてくれ、その会社の倉庫の見学までさせてくれました。
そこで出していただいたチャイも最高においしかった。
仕事は今すぐには一緒にできることはなさそうだけれども
マメに仲良くなりたい。

そして、ナグプールに来たのなら!と観光ポイントを教えてくれました。
そこは、インドの真ん中を象徴する
【ZERO MILE】というオブジェでした。

ZERO MILE 残念ながらメンテナンス中。

はっきり言って、あぁ。これね!というぐらいで本当に見て終わりなのだけれども教えていただいてうれしかった。


ナグプールの優しさ ⑤ 日本食レストランのサービス

なんとナグプールにも日本食(アジアンフージョンだけれども)レストランがありました。
仕事を終えて16:00頃遅い昼食、早い夕食を兼ねていきました。

訪問先のインド人の方によると、ここ2年ほどでできたのだとか。
インドにもだんだんなんちゃって日本食が浸透してきているのを感じます。

お寿司や、枝豆、点心、キムチ鍋、キンパ、ラーメンなどがありどれにするか非常に迷いました。お店の外観はこちら。日本食っぽい名前。

YAMAZAKI(レストラン外観)

朝は機内食のサンドイッチ、お昼はバーガーキングでピザパイ(マクドのアップルパイのピザ味バージョンの様なもの)で
かなりおなかが空いていたので、ごはんがついてくるものを選びました。
突き出しに、追加料金なしでピクルスとキムチ、ジャスミンティー(ホット)が出てきたことも感動!!!

注文したものは、COMBO : VEGETABLE STIR なるもの。野菜のグレイビーがごはんとセットになったものだよ。とおいしそうなので注文!

奥が突き出しのキムチ。甘めの中に辛さがある。
ごはんの上のはエディブルフラワーなのかわからず。残しました。

ここでの感動ポイントは、サービスがよかっただけでなく
日本人と、外国人とわかって空いている時間に行ったからかもしれないけど(そりゃ16-17時に食事するのは中途半端な時間)
なんとデザートをサービスしてくれました。普通に注文すると600-700円はする。

サービスのチョコブラウニー。うれしいけど激甘 笑

私の、疲弊したというか、やる気がなくなっていたというか、落ちていた気持ちを本当にほっこりさせてくれました。

ナグプールの優しさ ⑥ おまけカフェも優しい

ナグプールで面白かったのは、よさげのカフェが何件もありました。
時間があればカフェ巡りをしたかった。。
フライトの選択肢があまり多くなく早朝、8時のフライトで着いたので
朝も時間があり1件カフェへ行きました。
値段も良心的。
頼んだのはキャラメルラテ :INR 130 / 260円程度、コンセントもあって落ち着き
店員さんも笑顔で優しくてほっこりしました。
インドでカフェに行くと不愛想というか、はずれだとカフェは汚い。
店員は適当、作業として流される(日本でもそうか)ことがあります。
ここは安心できるところでした。

まさに COZYなカフェ:店名 NOTHING BEFORE COFFEE 
ラテアートが素敵 

まとめ

仕事では残念ながらたぶんもう来ることはないだろうし
旅行するにもあまり観光するところがないので、ボランティアなどで関わり見つけない限りはもうおそらくこの場所には来ないと思う。
町もかなりコンパクトで、渋滞とは無縁の様に見えるところで
PEACEFULという言葉が似合う、素敵な場所でした。

でも、インド人・人の優しさ、インドの良さや最近沈んでいた私の気持ちを支えてくれたこの町には、また来たいなと思います。
そして、そのときはカフェ巡りとまたあの日本食屋さんに行きたい。

もう少しフライトの頻度があればいいのだれど、でもフライトを待っている間にこの記事もかけたのでよかった!とポジティブにとらえよう。

家に帰るのは日付越えてしまう。明日も朝早いし予定が詰まってるんだよな~….苦笑

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