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こじらせ女の婚活記録11 33歳、ついに婚活パーティーに挑むの巻

ついに婚活らしい婚活を始めました。
婚活20年の記録を綴っています↓

ずっと逃げ回っていた婚活パーティーについに参加することにしたのは33歳のとき。
26.7歳くらいで先輩と都内の婚活パーティーに行って以来でした。
そのとき、極度の拒絶反応が出てひどく落ち込みそれから二度と行かないと誓っていました。
なぜなら
会社で一緒に働いてるような、男友達のような、普通の男性がいない。
「え、どうしてその服にしたの?婚活パーティーだよね?」
「え?これ年齢制限あったよね!詐欺じゃん!26歳の同世代って40歳なんですか?!」
「えええ?!普通に会話が成り立たない。何でわたしこんな必死に興味ない人にインタビューしてんの!」
「あああああああ無理!あと何人いんだよ。3分が長すぎる」
つらい、つらすぎた。
わたしはいったい何をやってるんだろう、自分が恥ずかしい。
パーティー中から、どこから人生間違えたんだろうとずっとぐるぐる。
わたしが男だったらこのレベルだよ、釣り合ってるよっていう婚活市場からのメッセージだよね?身の程を知れってことですか。
この中から結婚相手探すなんてぜーーーーーーったいに無理!!
すなわちわたしは結婚ができない!
人生終わった!!!!!
惨めすぎて、帰り道1人になってから泣きました。
こんなことこれから先の婚活人生において当たり前の出来事だというに、わたしの挫折は早かった。ていうかこの時のトラウマのせいで、婚活するくらいならマシかも…と、その時ぐだぐだしてた上司との関係を切れなかったと言っても過言ではない。
その人がこの人です↓

それから数年が経ち、2019年冬33歳。仙台転勤中。
そろそろほんとに結婚しないとやばい。子どもも産めなくなるのでは。ほんとにやばい。しかも私生活に男の影がゼロ。異性といえば会社の後輩か、飲み友達のおっさんしかいない。
わたしは意を決して仙台で婚活パーティーに通い始めました。
この時はあと1年仙台勤務が残っていたので、「とりあえず彼氏作って東京に戻れと言われたら結婚しちゃおう作戦」(作戦名長い)も現実的。
仙台に行ってから彼氏がいなかったので、
「一緒に飲み歩きたい!一緒に楽天球場行きたい!一緒にドライブデートしたい!」ということで、即結婚よりもとりあえず彼氏になってくれる人さーがそっ!というノリでした。今思えばなんて余裕だ。
まだこの頃は、婚活でもちゃんと恋ができると思ったし(できる人はできるのだろう)、イケメンじゃなくてもいい、よーーーーーーく探せば爽やかな同世代のシュッとしたスーツの似合うサラリーマンと出会えると思っていました。 
いや、そんな男性婚活市場にいるわけがなかった。
いや、いても自分が選ばれるわけがなかった。

こうして婚活市場に戻ってきたわたし。(何度目だ)
仙台での婚活パーティーは東京で行っていたときほど嫌な思い出がありません。
興味をそそられる職業の人が多かったからかもしれない。
宮城の離島の漁師さんに会ったことがありました。普通に、暮らしぶりやどんな仕事なのかとかインタビューして、世界が違すぎて面白すぎて「へーーー!!!!!」って100回くらい言ってあっという間に制限時間終了。
最後にタブレットでもう一回話したい人、マッチングしたい人にハートを送るのですが、意気揚々とハートを押そうとして
「いや待てよ、もう一回話したいけどお前完全に漁師さんの仕事話聞きたいだけだよな?島に嫁に行けんのか?」
と我に返る。でも彼、一生懸命ですごいいい人だったんだよなあ。
酒造の跡取り息子という人とマッチングしたこともありました。宮城県内だけど結構遠くから車で来ていた。あとは割と山形とか岩手の人が多かったような気がします。
わざわざ時間かけて車で来るんだから、都内のパーティにフラッと参加する人とは違って彼らの本気度は高かったのでしょう。
だからなのかパーティー中に「うわ!!!!」「キモい!!!!」「何この上から男!!!!」みたいなことはありませんでした。
書いてて思いましたが、普通にわたしは東京の男が無理なのだろうか。そんな気がしてきた。

婚活パーティーが終わった後に知り合った女性と一緒にお茶をしたこともありました。
彼女はかれこれ2年婚活パーティーに通っていて、パーティーでばったり何回も同じ男性に会うとのこと。
相手もその現象に慣れてるから「あ、また会いましたね。婚活どうですか」みたいな話をして持ち時間を気まずく過ごすと言っていました。これはこれで、いつかマッチングしてみてはと思ったけどそうはいかないらしい。
この現象は仙台ではあるあるらしく、友人の友人も仙台でのパーティーで結婚→離婚し再び仙台でパーティーに復帰した時、元夫に遭遇したとか。
やはり東京に比べてしまうと仙台の市場は狭いらしい。
会社の独身の先輩もわたしが東京に戻る時、
「東京は男の人いっぱいいていいよねー!比にならないくらいいると思うよー!」
と心から羨ましそうに言っておりました。
確かにマッチングアプリで仙台で検索しても男性が圧倒的に少なく、山形や山間部、沿岸部の男性も多くて「ぜんっぜん仙台駅で飲み歩いてたほうが出会いありそう」と1週間くらいでアプリ削除しました。

そんなこんなで全く出会いはありませんでした。
でも、仙台での婚活パーティーは割と楽しかったし、苦痛度は低かった。よく知らない土地のことも知れたし、社会科見学的な楽しさだったかも。

ひとりだけマッチングしたあとにご飯に行った人がいましたので、次回はそちらを綴ります。
この人はホントに無理だった。

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