心理学ほど怖いものはない。
先日、産業カウンセラー試験に無事、合格したわけですが。
世を忍ぶ仮の姿、スーパーのいち店員であるワタクシ、宝の持ち腐れ状態。
もともと会社で資格取得に対するPRがあり、喜び勇んで名乗りを上げたのは良かったのですが、
「パートさんは対象外なんですよね…」
と言われ。肩を落とすも、人事の方の取り計らいで、受講料を一部負担してもらえることになり、受講の運びとなったのでした。
半年間、休みの日は座学や実技、課題提出やeラーニングで必死に学んで、気力、体力も尽きかけた末の合格だったので、心底嬉しかったのですが。
現実は甘くないのです。
資格取得したからと言って、人事の方に報告しても、
「ぜひ、お店の仕事で活かしてくださいね」
という激励メールは頂いたものの、何ら優遇されるわけでもなく。それ用の仕事もある訳でもなく。
他で仕事を探しても、産業カウンセラー、という肩書きだけでは、見つからず。(ま、当然ですね)
そんな話を、知り合いの何年か前に産業カウンセラーの資格を取った人に話したら、ぜひ会おう!と言う、文面から怪しい匂いが漂ってくる連絡が来まして。こりゃ絶対、なんかあるな、と覚悟して行きました。
近況報告やら、体験談やら、話をしているうちに、副業の話になり。
「今はね、昔みたいに勧誘とかしちゃいけないことになってるから、今日もそういうつもりはないから」
と、某ネットビジネスの話になりました。
やっぱりなー…
まあ、丁重にお断りしてきましたけどね。
しかし、相手も心理学を学んでいて、お互い腹の探り合い的な会話になりましたが、いわゆる非言語の部分(表情、仕草など)から相手の気持ちを探る、であるとか、コールドリーディングであるとか、いろいろ参考にもなり、勉強にもなる有意義な時間であったのは間違いないです。
そして帰り道、そうか、占い師って言う仕事もありかも…などと考えながら歩いていたのでした。(なぜか)