入院費が3桁になった話し〜保険適用外と高額療養費支給制度自己負担限度額の穴〜とその後の容体は…
久方ぶりの投稿です。
昨年から、色々ありました。
まず、母の入院です。
昨年末11月末に、母が圧迫骨折をしました。 そのてんかんで倒れ、すぐ短期入院。
皮膚がカサカサするので、看護師さんが、ボディミルクなどをと、言われました。
私が所持してた少しの皮膚の薬を渡し、その後は看護師さんが“(渡した薬足りないから)医師に皮膚科の薬、処方してもらおうかな…”と呟かれました。
それを聞いて、こちらからお願いする事なく、安心してました。
ですが、実際には退院までと、退院してから、皮膚の薬はで出ませんでした………。
退院後、施設のかかりつけ医に、皮膚がカサカサするし本人も気にしているので、薬を処方してもらえないか?と頼みました。
それが不幸の始まりだったのか………。母は自分で何でもやりたがり、退院してフラつく中、その皮膚の薬を取ろうとして転ぶ。
腰の圧迫骨折。
痛さを訴えるので、即病院→レントゲン→圧迫骨折。(圧迫骨折だと本来、入院はしないらしい)
だが、痛さを訴えるので、3日後くらいにまたCTなどを取り1週間後位には再検査で通院する事に。
ただ…痛さを訴える。施設ではマッサージを頼んでくれた。週2〜3との事。
医師の誤診の話し(悪びれない医師)
仕事の調整をし、診察に連れて行く…と、圧迫骨折の診断の筈が、CTやもっと高い検査の機械と言われたがMRIのすごいやつか?其れをしたら、“折れていた”と。
腰椎3番目辺りの折れ。そこから流血してるレントゲン写真を見せられる。 そこの誤診はどうなのと、怒りを覚えるも、医者は淡々と話す(謝らない)。
そして、結局、入院だと。手術からしたら、歳の可能性を考え、手術は必要ない判断。
バネの様になってる骨が老人になると、しなりきらないとか、骨密度の話しをされるが、相変わらず医師からの謝罪無し。
過去、父が前立腺癌の時に、レーザー治療をした際に、レーザー治療は難しいらしく、専門の先生がいるのだが、治療を失敗。
その際、訴える事も出来たのだが、医師は自ら謝罪してきた。
例え、訴えてもそれは医師が謝罪するか否か、失敗したのに手術代を払うか否かの話だと思う。
要は裁判起こすのは平たく言うと‘医師に謝って欲しいから’が論点が多いみたいです。
ただ、子供の頃(精神的に子供の意、当時は20代だった)の時分には、私はそんな事、言える立場では無かった。
入院の際にベッド代がかかる同意書にはサインをしてはいけない話しと入院費3桁になった話し
入院の際に、0円の大部屋を希望するが、万が一個室に移動したら何千円のところまで出せるか?の書類を書かされる。
最近、このご時世でSNSには、“保険適用外”のベッド代では、お金がかかると言っても、‘病院都合の場合はかからない’と言うのを聞く。
この時、一応、大部屋希望から万が一、個室になる時には連絡くれるだろうかと、サインをしてしまった。
だが、結果は、連絡もくれず、ベッド代がえらいかかる事になった。
以下、ベッドの状況…。
入院中、2回ほど部屋が変わる。その際に、“部屋が変わって料金が発生する電話”ではなく病状の確認の時に電話した際、部屋がまた変わったと言われ、念の為に個室代は…?と言う話をしたら、“病院都合ですので”と言われる。
それを信じ、退院の日。退院前日?前々日くらいには、大体のお金をおろそうと、金額を聞く電話をかける。
経理の人が細かく計算をしてないと言うので、ザッとで良いと言うと、10日締めでその間で20万弱と言うので、とりあえず、20万おろす事に。
当日の会計、20万どころでは無かった。3桁の請求。 え…?とフリーズ。保険証に設定されてる限度額を越えてる…何故?と思ったら、ほぼベッド代だと。
退院数日前に電話して会計金額を確認した時は20万弱と伝えたら、確認してもらった窓口のかたは、会計係に聞くと、『“10日”でベッド代だけで数万円』と言う。
全く話が噛み合ってなかったな?おかしいぞ、私の聞きかたが不味かったのか?会計係の概算を聞いたんだけど、そちらの説明もまずくないですか?と会計係に言い、そんな3桁の金額持ち合わせてないから分割で、とりあえず払える金額だけ払うと、出してみる。
病院の支払いは分割でも良いと、何処かで聞いたから。
ちなみに、この言い合いのタイミングで、“入院初期に書かされたのとはまた別のベッド代の同意書”が2枚ほど、出てきた。
詳細が分からないから、同意もしたくないのですがと、書類にサインせずに返す。
↑詳細が分からないと言うのは、“ベッド代は個室に移っても病院都合だから(今回はかからない)”と言った看護師を、見つけて詳しい事聞いて欲しいと伝えた。
大体、ベッド代の同意書、また書かされる後出しも違くないか?と。病室が変わり、ベッド代がかかる度に電話でも良いので伝えて欲しかったし、そう言う連絡があると思っていた。
結果、私と話したと言う看護師は“ベッド代がかかる旨をちゃんと伝えた”と言う認識だし、私は『ベッド代の事を聞いたら、‘今回は病院都合なので’』とハッキリ聞いたと言う主張同士の食い違い。
その旨をお金の事と言うか病院のこと全般担当は、看護師長らしく、偉そうに言われた。
看護師長が言うには、兎に角、“ベッド代がかかる旨は伝えた払え”と。
こちらとしても、3桁は大きすぎる。無理だな…と思い、夫にも相談。
高額療養費支給制度の穴
医療費には、上記に少し書いたが、保険証を持っていると、“保険限度額適用認定”が出来るのだ。
ちなみに、もう81の母の保険証には‘限度額の認定証’を国保から発行して貰わなくても、保険証にその機能が付いてるそうだ。
(詳しくは限度額認定証の申請 健保組合のホームページなどで確認出来る)
上限を調べてみたら、母のいる横浜市の場合は¥57.600-。
今更!本当に今更なんだけど、糖尿で倒れたのが3回、てんかんで倒れたのが2回め…。
てんかんで倒れた今年初め?昨年?の短期入院がちなみに、20数万だったと思う。
その記憶が曖昧だけど、限度額よりお金がかかるのは何故か…それは、“保険適用外”があるから。
上記にも散々書いたが、ベッド代が保険適用外。
という訳で、ベッド代の事でサインを求める様な病院には入院してはいけない。
もしくは、大部屋0円以上払えないのに勝手に個室にする(例えばコロナ禍なので、その影響で部屋を分ける病院にしても、その説明は病院は怠ってはいけないと思う)様な病院は入院してはいけない。
そういう病院はあるかもしれないが、その際は、必ず支払う側に報告を病院がしないと支払い者は借金を負う羽目になると思う。
これが、大金持ちなら、可能かとも思うし、全く文句も言わないのだろうけど…。
高額療養費制度の話に戻るが実際、申請を区役所にしても、返金されるのが数ヶ月かかる。 この制度、申請するに値する時から、区役所側から連絡がくるのだが、両親共に申請はしてなかった。
遡れて半年?2年だったかな…。一度申請すると、遡った分も確か戻してはくれた筈。区役所の職員はそう言ってた。
タイトルに書かせてもらった保険適用外の穴とは、保険適用を限度額にしても、高額療養費制度で戻ってくるのは保険適用内のみでした。
母のパターンで言えば、横浜市の限度額¥57.600-が全部の保険適用内の額です。どんなに高額医療費かかっても、¥57.600-。
ただ、そのベッド代、食事代、パジャマや歯ブラシなどの入院セットと呼ばれるもの、また、保険適用外の治療があればそれが全て保険適用外になります。
高額療養費制度は、その保険適用外で払った金額は出ません………。
“払った全ての医療費に適用される訳ではない”とのことでした。 私は、払った全ての金額に、高額療養費制度で支給されるのだと思ってました。
勉強不足でした。
保険適用外含む3桁の医療費の結末
夫が私から『部屋の変更の時に、ベッド台がかからない旨を看護師に聞いた(今回は病院都合なのでと言われた)』と言う話を、再度、看護師長にしてくれました。
そして、保険適用外のベッド代が高額である事、その高額になってしまう部屋が変わる度に連絡をくれなかった事を伝えました。
また、ベッド代がかかる度に、書類に承諾のサインを求めてこず、退院時にまとめてサインを求めてくるのは違うかなと話しましたが、看護師長は、納得しませんでした。
ですが、払うのにはもう無理な額な為、そう言うと、既に払ったベッド代のみで良いと言うことになりました。
一応、3桁近くの請求がきた書類を証拠に撮影しておきました。
それでも、払った金額は半額くらいではあるので痛手です。
両親共の施設代の貯金が無くなりました。
もう、施設を移るしかありません………。年金では賄えないので。
入退院を繰り返す母そして…
母の入退院と書きました…しばらく、退院してからは、もう外科に通わなくても良いと言われましたが、自走出来ません。
歩行器か車椅子での生活になりました。
こんな状態で退院し良いと誰が決めたのでしょうか。
そして、先日、母がてんかんで2回目倒れました。1回目に倒れた時は、脳梗塞かと思ったほど、手の痺れなど出ましたと施設の人に言われました。
今回も、そうです。てんかんで倒れた際、脳梗塞のような状態でした。
ちょうど、倒れて3ヶ月検診の時での発症でした。
と言う事は、今年初めくらいに外科退院、3月にてんかんで短期入院したのでしょう。
もう日付など、正確な事は覚えてません。(メモは取ってますが…)
3ヶ月で、てんかんの薬が効かなかった?量を増やしても、認知症との薬の相性が合わなかった?
今はお医者さんに、任せるしか無いと、ただただ、退院を待つだけになりましたが…。
1週間前に肝臓が悪い数値が急に出てしまい、退院を延期。更に、一昨日、容体が急変………。
まさかの意識不明になりました。
いえ、正確には意識低下と言ってました。
一昨日に、病院に呼ばれ、施設で外出は本当はコロナ禍で出来ない中、父を連れ出し許可を得て、母の容体を確認しに行きました。
意識低下…いや、いつ意識が戻ってくるか分かりません。危篤もあり得る(今後も急変かもしれない)という事で、医師に呼ばれました。
かと言って、面会の30分で何も出来ません。本当はまた、コロナの拡大で、面会も出来なくなったそうですが、今回は倒れたばかりで予断が許せない状況でとの事でした。
そして、面会は1人ずつと言うルールもありますが、父が道に迷う可能性もあるので、付き添い可能と言う事で、行ってきました。
父には、母の容体を説明したりしても、忘れます。心苦しいのは、私たち姉妹です。父は忘れてしまうので、何でも新鮮に驚き知らなかったで済みます。
でも私たちは…姉妹で記憶はあるので、辛いです。
今後も、色々、あると思いますが、今年いっぱいは今の施設かと思います。
母が保険に加入してない為、国保しかないので何かあった際は国保でしか対応出来ませんね…。
それでも、乗り越えていくしかないです。生きるなら。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?