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苦手だった図面と、いつもそばにあった音楽
図面を書くのが苦手でした。
苦手というより興味が持てなかった。
大学を卒業して最初は自分が考えた案・設計なんて通らなくて
他の人の手伝いばかり。図面は作業でしかなかった。
図面を書くのが楽しくなったのは、
自分で考えた物を書くようになってから。
書くことに責任が伴ったけれど、
自分の考えているコトを現場監督さんや業者さんに作っていただくには
書かないと伝わらない。
どうしてそうしたいのか、
意図を伝えないと、現場は思った通りに完成しない。
こうなってほしい!こうしたいんです!という
気持ちを込めないと伝わらない。
図面ってただの情報ではなく、
想いの乗ったラブレターだと思ってます。
お客様への、現場への、空間への、
監督さんへの。
そう思えてから図面を書くのが好きになりました。
そして、図面を集中して書くときは、いつも音楽に助けられました。
夜中まで作業して、朦朧としながら帰る運転中も、
いつも音楽を聴いていました。
家で作業をしている今もイヤホンでやっぱり聴いてしまう。
今日もそうやって図面を書いていて、
ふとそんな図面が苦手だった頃のコトを思い出しました。
週末のプレゼンへ向けて音楽をお供に、
気持ちを込めて書きたいと思います。