【研究所設立までを振り返る】2012年12~2013年3月 ウィルチェアーラグビー・チャリティプロジェクト2012
【プロジェクト名】ウィルチェアーラグビー・チャリティプロジェクト2012
●プロジェクト実施期間:2012/12~2013/3
【プロジェクト概要】
ウィルチェアーラグビー普及活動の一環として、Tシャツの販売利益で60万円のラグ車(競技用車いす)を1台購入するチャリティプロジェクト(Tシャツ1枚の販売利益¥2,000×300枚販売⇒60万円)
私は企画と販売を担当しました。
●ロゴデザイン:車椅子ラグビーチーム 横濱義塾の選手の方々(下記画像)
【コンセプト】~Life will change~
「車いす一台で ひとりの人生が変わる」
~1人でも多くの人がウィルチェアーラグビーを始めらるように~
ロゴデザインは、ディフェンスが使うローポインター用の競技用車いすをベースにした力強いデザイン
【なぜこのプロジェクトが始まったか?】
筆者である私、鮎川雄一は2011年12月のウィルチェアーラグビー日本選手権で初めて車いすラグビーを見て、激しいタックルで車いすがぶつかり合う光景に驚くと同時に
ウィルチェアーラグビーの魅力にハマりボランティアスタッフとして練習や大会のお手伝いをするようになりました。
そんな中当時、関係者の方と話をしてると競技用車いすの価格の高さと、それゆえに購入できずラグビーを始めるのを断念する障害者の方もいると伺いました。
激しいコンタクトプレーを繰り返す車いすラグビーは ラグ車と呼ばれる専用の競技用車いすが必要不可欠です。
ウィルチェアーラグビーを通して、日常生活に活力が生まれ、 目標・夢を持つことで人生が変化した選手がたくさんいます。
競技を始めるにあたっての最大のハードルが、ラグ車の購入という金銭面の問題です。
「それ、なんとかできないか!!」
そんな背景から、より多くの人が、ウィルチェアーラグビーを始めるチャンスを得て 人生が変わるきっかけを作ってあげたいという想いか ら、 チャリティーTシャツ販売プロジェクトが発足されました。
それで結論から言うと・・・
販売開始からわずか23日でTシャツ300枚完売!
その後、2カ月後に下記写真のように・・・
ニュージーランドのメーカーから車いすが到着!!
(当時、国内では生産販売していなかった)
連盟関係者と選手の方々でお披露目
実は、このプロジェクトが成功した要因はWEB販売で「全国の方々」に購入していただけたことと、もうひとつは「地域力」でした。
下記画像のように、購入して頂いた地域の方々がFacebookに着用した写真を投稿してくれたり、販売を代行していただく方々もいらっしゃったりで、販売に拍車がかかりました。
また、国立障害者リハビリテーションセンターの車いすバスケット部の部員の方々が購入してれたり
突然「八大学ラグビーOB会」に呼んでいただき、キャスターバッグにTシャツを詰め込んで(笑)チャリティーTシャツのプロモーション販売をさせて頂き
80名近い参加者の中その場で40枚近く販売させて頂いたり、もう信じられない御縁の連続でした。
※八大学ラグビーOB会様とは全国の国立大学(北海道大、小樽商科大、帯広畜産大、東北大、東京海洋大、名古屋大、九州大、長崎大)のラグビー部OBで組織する親睦団体)
あと、ウィルチェアーラグビー日本選手権大会関係者の方々や
たまたま観戦にいらっしゃっていた車いすテニス上地結衣選手(リオパラリンピック銅メダリスト)など・・
本当に数えきれないぐらい多くの方々のお陰でプロジェクトが成功しました
そして、なによりその車いすでプレーする姿をみて感動しました・・・
(写真中央)
この時の経験は今にも凄く生きてる。
当時、このプロジェクトの開催に御尽力いただき関わって頂いた皆様に
改めて心から感謝申し上げます。。。
鮎川地域共生コミュニティ研究所 鮎川雄一
当研究所では活動の拡大をはかるため御寄付をお願いしてます。ぜひ一緒に、地域共生社会の実現に向けて応援してください。
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