いじめから学んだこと 〜人は環境と人で変わる〜

21歳です。

私が言いたいことは、いじめは人を変えます。

中高でいじめにあいました。

発表や自分の意見を言うのが大好きだった私は中高でよく発言していました。そのせいで、周りから非難され、いじめに合いました。クラス、学年のメンバー対自分。いじめの内容としては、掃除で机を運ぶとバカ菌うつるから触るなと言われたり、自分の辛い過去をバラされたり、勝手な噂を流されたりです。普通だったら、不登校になる所ですが、1日も休みませんでした。

その理由は、私が休むと絶対に周りのいじめてる人達は喜ぶだろう→絶対、負けてたまるか！という気持ちと、私には兄弟がいますが、自分がその時一番出来損ないだと思ってました。弟も幼く、両親も共働きしていた為姉としてこれ以上心配をかけさせたくないという想いが、ありました。

ただ、私のことを虐めてくる人達は日に日にヒートアップしていきます。一緒にいた友達さえもいじめられそうになります。

自分よりも周りが傷つくのが嫌だった私は、とっさに友達に「一緒にいたくない、嫌い」とわざと嫌われて、1人でいました。

何度も泣きたく、自殺を考えました。

自殺の方法も何度も考えました。

中2が1番辛かったですが、中3の時に私に救いがきました。同級生の一言です

クラス替えです。中1、2といじめで心身崩壊しそうになった私は、正直中3で死ぬと覚悟を決めていました。どうせ、同じだからと。

その時に隣にいた同級生と偶々話しました。「なんだ、普通じゃん」と言われました。初めてそこで人間として扱われたことが嬉しくて嬉しくてしょうがありませんでした。心から何かあったかいものがポカポカと溢れました。

その後その同級生と、クラスのおかげで、いじめはありながらも私はその1年は学生生活で1番幸せでした。

ただ、自分の精神は知らない内に病んでいました。

私をいじめた人達に復讐しようとしました。(私を好きになってもらい、思いっきり振るという恋愛ゲームのようなことをしてました)

誰かからの承認欲求を求めました。誰かから求めてもらって愛がもらえるのが嬉しく、一時期ビッチっぽくなってました。

全く泣けなくなっていました。人形のように心が空っぽで、何を見ても感じなくなりました。泣いている人をみると、よくこんなんで泣けるな、みんないなくなればいいのにとか、よくわからない負の感情がありました。全てのことがどうでもよくなりました。

人を信用、信頼しなくなりました。どれだけ、人を騙せるか、嘘をつけるかを考えていました。

これは中学の反動ですが、今もこの副作用的なものがずっとあります。多重人格のような性格に突然なります。

私がこのような性格やことから、少しでも修復できたのは、周りの環境と人のおかげです。(またこの記事は後日書きます)

だからこそ、私は人は周りの人と環境でどうにでも変わるものだと思います。私はこの経験から、第2の私のような人を減らすこと人生の目標にしてます。なぜか、それは、この経験が本当に辛かったから、私以外の人に経験して欲しくないからです。生き地獄です。

いじめは、1人では勝てません。誰かが支えてくれるから、人は踏ん張れます。どれだけしんどくても逃げません。

だから、もしあなたが1人なら、私に相談してください。SOSを出してください。絶対に1人なんかにしません。私に助けさせてください。そして、今まで耐えてきてくれてありがとう。助けを求めてくれてありがとう。

ここまで読んでくださってありがとうございます。まだまだ未熟ではありますが、自分の経験や想いが少しでも届いて何かに繋がれば幸いです。