【日大通信】教員免許取得のための単位
今回は、教員免許のための修得単位について記したい。
教員免許取得に係る必要な単位は、希望する免許状の種類や最終学歴、その中で修得した単位等によって個人差があったり、法令や各大学の規定によっても変わってきたりするので、あくまでも私個人のケースとしてお伝えさせて頂ければと思う。
前提
■学歴
xxxx 年 4年制大学卒業
2020年10月 日本大学通信教育部 文理学部 文学専攻 (英文科)
3年編入学 (教職コース)
※紛らわしいので、以下、卒業した4年制大学を「大学」、日本大学通信教育部を「日大通信」とする。
■免許状の種類
・中学校教諭一種免許状(英語)
・高等学校教諭一種免許状(英語)
大学在学時の認定単位
教員免許取得にあたっては、大学在学時に修得した単位も科目によっては認められる。
(=その分、日大通信での必要単位が少なくなる)
私は大学時に英語や語学系科目を多数修得しており、「こりゃ10単位くらいは認められてラク出来るんじゃないか、ウヒヒ…」と踏んでいたのだが、実際認定された単位は、「2単位」(体育) のみ。
一般教養で取っていた英語すらも、「今の法令と照合すると認められません」(by 大学の学生課)とのことだった。
うむむむむ、想定外。
まぁ、実技が必要になるであろう体育だけでも免除されたから良いとするか…。
日大通信で修得した単位
ということで、私は教員免許取得に必要な単位をほとんど全て日大通信で修得したことになる。
2年半のうちに修得した単位は74単位だった。(以下は修得科目一覧)
法令上は上記科目区分に加え、「大学が独自に設定する科目」も必要だが、日大通信の場合「教育の基礎的理解に関する科目等」「教科及び教科の指導法に関する科目」の必要単位を超過した単位数が振り分けられることになる。
日大通信での履修方法
日大通信では、4パターンの科目履修方法があるが、その中でも一番手っ取り早いのが、A方式と言われる「リポート+科目修得試験」の方式である。
私は、単位の大半をこのA方式で修得した。
(教育実習系以外を除く28科目のうち、17科目はA方式での修得だった。)
私にとっては、この履修方法が一番合っていたと思う。
育児が生活の中心なので、柔軟に学習計画を設定する必要があったこと、また、無職なのでスクーリングやメディア授業への支払い (これらは追加で授業料がかかる) をなるべく抑えたかったことが背景にある。
もちろん、スクーリングやメディア授業で単位修得する人も多くいる。
(カネなし主婦からしたら羨ましいの極み…。)
「学びへのアクセシビリティ」
それぞれの学習志向や生活スタイルに合わせて学べるのはまさに通信制の良さだと実感したし、なかでも日大通信は、日本大学の名の下、なかなかに学びやすいシステムを備えてくれているのではないかと思う。
例として、科目履修試験を全国各地の会場で実施したり、「地方スクーリング」として首都圏以外での授業を実施したりするなど。
このような「学びへのアクセシビリティ」(勝手に名付けたが、要は学びやすい環境) の重要性は今後ますます増してくるのではないだろうか。
(この件についてはとても長くなりそうなので、また別記事にして書いていくことにする)
個別の科目についてや、私なりの学習方法・学習時間についても追々残していければなと考えている。
これを読んでくださるどなたかの参考になれば、とても嬉しく思う。
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