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人への見られ方と付き合い方 ~年齢と共に変わる心地よい人間関係~

私の第一印象?

 私の第一印象は、「明るくおおらかで、しっかりしている」と言われることが多いです。

しかし、仲の良い友達や旦那には「マイペースで大雑把」「自己中」「単純」…しまいには「天然」という言葉で締めくくられる時も。どちらの自分が素に近いの?、楽?と言われると、もちろん「後者」の自分です。

20〜30代の交友関係

20代から30代の頃は、仕事を通じて知り合いがどんどん増え、飲み会やイベントに参加することも多く、交友関係が広がりました。仕事の繋がりでできた人脈は、プライベートでも相談に乗ってもらったり、時には助け合う関係を築くことができました。20年経った今でも新卒で入社した会社の同期とは仲がよく、とても恵まれていたなとも感じています。

 当時は「友達が多いこと」が一種のステータスであり、社会的な成功の証と感じることもありました。実際、たくさんの人との繋がりが仕事を円滑に進める助けにもなりましたし、そういう人脈は自分にとって貴重だと思っていました。

年齢を重ねて感じた煩わしさ

もともと人と深くかかわるのが苦手な私にとって、年齢を重ねるにつれて多くの人との関わりがだんだんと煩わしく感じるようになりました。常に多くの人と関わり続けることで、表面的な関係にストレスを感じたり、無理に付き合っている自分がいることに気づいたのです。交友関係を広げれば広げるほど、相手に合わせた自分を演じることが増え、次第に疲れを感じるようになりました。今では、できるだけ自分が素直に心を開ける人、自然体でいられる人と過ごすことを重視しています。

ガールズトークを楽しめない?

今思い返すと、私は女性同士が集まって会話をする、いわゆる「ガールズトーク」的なものが苦手らしく、特にもりあがる恋愛話も、ただ聞いている分には問題はないのですが、話を振られるとどうも無理で…自分のことを複数名の前で相談するとか話すという行為がとても苦手だったんですよね。(余談ですが、自分の事を全く知らない人への相談もだめなので、占いとかで悩みを相談するのも無理なタイプです)こちらから提供できる面白い話題もないので、だんだん面倒に感じてしまったんですよね。

そうはいっても女性同士が集まって食事をしたりすると、ガールズトークが始まるわけで。時折、「プチ自慢」や「他人との比較」、「共感を強く求める」会話が含まれることもあり、一緒に楽しめるわけでもなく、聞かなきゃいけない環境を苦痛に感じるようになったんですよね。

 特に、自分の価値観や考え方と合わない内容に無理に賛同しなければならない場面や、相手を持ち上げるために自分を低く評価するような展開は、気疲れしますし、場の雰囲気に流され自分も賛同しているフリをしたりする回数が増えると、ほんと苦しくなってきて自然と距離をおくようになりました。

価値観や趣味で繋がるのは心地よい

 代わりに、今はスポーツを通じて知り合った男友達との時間がとても心地よいと感じています。バドミントンや自転車といった共通の趣味を通じた友人たちとは、余計な気を使わずに過ごせます。同じ価値観で同じ目標で同じ時間を共有している仲間は、ぶつかることもありますが、意外とあと腐れなくすっきりした関係に戻ることが多く、意外と今の私に合ってるなと思っています。なので、純粋にスポーツを楽しむ時間が、私にとって大きなリフレッシュの源となっています。

こういったシンプルな繋がりが、今の私にはとても大切に感じられます。

もちろん、仕事の上で人間関係は避けて通れないものですし、広い人脈があることは時に有益です。しかし、以前のように「友達が多いこと=成功」とはもう思っていません。むしろ、少数でも気楽に過ごせる人と深い関係を築く方が、私にとってはずっと充実したものです。社会的な役割や立場に縛られることなく、本当に心地よい人間関係を築けるようになったのは、年齢を重ねることで得た貴重な学びだと思っています。

私の幸せな人付き合いとは

 年齢と共に、人間関係に対する考え方は変わります。かつては「数」や「表面的な繋がり」も重要視していた私ですが、今は「質」や「本質的な繋がり」を大切にしています。無理をせず、素の自分でいられる人たちとだけ時間を共有することが、心のバランスを保つために必要だと感じています。そして、それこそが本当に幸せな人付き合いなのだと、今では実感しています。

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