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狂犬病予防法(昭和28年改正)/ 地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係法令の整理に関する法律 / 大臣署名(末尾)
法律原本の冒頭には御名と御璽、大臣署名がありますが、そちらはあまり気になりません。この改正法冒頭の大臣署名は「内閣総理大臣 吉田茂」のみ。
法律を一通り読み進め附則も読むと、何故か末尾の大臣署名を確認したくなります。
この改正法は、多くの法律の改正が含まれているので大臣署名も多いです。
大臣の役職名を書いてみると、内閣総理大臣、大蔵大臣、文部大臣、厚生大臣、農林大臣、通商産業大臣、運輸大臣、労務大臣、建設大臣、となっています。
狂犬病予防法に関係するとおもわれるのは
内閣総理大臣 吉田 茂
厚生大臣 山縣 勝見
農林大臣 保利 茂
地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係法令の整理に関する法律・御署名原本・昭和二十八年・法律第二一三号 @ 国立公文書館アーカイブ
内閣総理大臣 吉田茂 については、狂犬病予防法(昭和25年成立時)/ 大臣署名 のページに書いたのでそちらを参照してください。
その他の大臣については、Wikipedia 該当ページへのリンクを貼っておきますので参考にしてください。
山縣 勝見
保利 茂
山縣勝見については以下のページも参考にしてください。
山縣勝見の略歴 @ 一般財団法人 山縣記念財団
山縣勝見は実業家だった。海運業をやっていた関係で政治家になった。
保利茂は新聞記者から政治家に。
当時の大臣がどんな人かを調べてみると、世襲政治家は少なく、生きるために苦労したり、社会問題を解決したいと真剣に考えて政治家になる人が多かったようです。なので庶民感情や実体経済を反映できる政治が出来たのかも。
二人とも犬関係のエピソードは見つけられませんでした。大臣をやるような人は犬との時間がもてないのかも。吉田茂は例外中の例外みたいです。
今回はこれだけ。