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フリーランスからD2Cの会社員になる理由

約5ヶ月にわたる業務委託(フリーランス)期間を経て、2019年12月より会社員へ戻ることになりました。

今回のnoteでは、新しく勤める会社や入社の経緯などを簡単にお伝えできればと思います。


どんな会社に入社するのか?

D2C(Direct to Consumer)のトータルソリューションを手がける、株式会社SUPER STUDIO(スーパースタジオ)に入社します。  

主にECシステム、D2Cコンサルを軸に事業を展開している会社で、プロダクトとしては定期販売向けカートシステムのSaaS「ecforce」を提供しています。

メンズスキンケアで世界を目指しているブランド「BULK HOMME(バルクオム)」さんも使っているシステムです。

代表が出てくるNewsPicksの記事が11月に公開されたばかりなので、読むとどういう考えを持っている会社なのかをより理解していただきやすいかと。

私はD2C事業部で、商品企画・立ち上げからリリース後の販促まで幅広く関わる予定!

ちなみに会社は目黒にあるので、恵比寿〜目黒〜五反田辺りで働いている人がいれば一緒にランチへ行けると嬉しいです。

機会があれば、ぜひオフィスにも遊びにきてください。

方向性がブレてきて迷走していた

入社を決める前の話を少しさせていただくと、9〜10月頃は今後のキャリアについて悩んでいました。何故悩んでいたかというと、自分の方向性がブレてきていたからです。

EC担当の予定でジョインした案件があったのですが、会社の方針や優先順位の変更でECをやらないことが決まり、代わりに企業PRやクライアントワークのお手伝いをしていました。会社のことが好きでやりがいを感じていましたが、下記ツイートに書いたことを本腰入れてやりたいと思っていたので、今後どうしていこうかな…と。

有難いことにライティングのご依頼をいただくことも増えましたが、ますますECの世界から離れていきまして。リアルな話をすると、生きていくために「やりたいこと」より「単価の高さ」で仕事を選んでしまうこともありました。

で、ある日ふと思ったんです。「あれ、方向性ブレてきてない?」と。

もちろん様々な仕事を経験するのは大切なことですが、早くEC・D2Cに関わりたいという気持ちがありました。

一緒に仕事していた方々の編集やライティングスキル・熱量が高くて恵まれた環境だったからこそ、中途半端なスキルと気持ちで仕事をするのは失礼だと感じ「ライター」と名乗るのをやめました。

なので勉強を兼ねて、いつも以上にEC・D2C関連のニュースをTwitterでシェアするようになったのですが、やり続けていると関連の方々との出会いが増えて逆に情報が入ってくるようになりました。繰り返しているうちに「あーやっぱり、EC・D2Cの上流から関わって本業でやりたいな」という気持ちが日に日に大きくなっていったのです。

ただ業務委託だと上流から関われない場面が多く、特にECの場合は個人情報やデータを扱うため、一個人で受けるのは相当な信頼と実績がないと厳しいなと感じていました。

自らECを立ち上げることも選択肢の一つとして考えましたが、実現したいプロダクトが明確にある訳ではなかったのでリソース含め現実的じゃないなと。であれば、EC・D2Cに関連する会社に入った方が理想に近づけるのではと考えたのです。

具体的にどう行動していこうかな…とモヤモヤ考えていた時、ふと参加したイベントでの出会いが転機になりました。

たった15分のイベントでの出会い

EC業界の人が集まるイベントに、他の予定が終わった後に途中参加で行きました。実はイベント終了15分前に着いたのですが、まさかそこで、後に入社することになる会社の共同創業者 真野さん(@benn_spst)に出会うとは…!人生に関わる出会いって、いつどこであるか本当にわかりませんね。

どこかで見たことある人だなと思っていたら、TwitterでD2C関連の発信を通じて繋がった相互フォロー関係の人でした。その時はあまり話せなかったのですが次の日に別の同業種飲み会(少人数)に行くと、偶然真野さんも参加していたという。もうご縁としか言いようがない(笑)

そこで私の現状とか色々したいことを話していたら「今度オフィスに遊びに来ませんか?」と声をかけてくれて。話しているうちに仕事に対する考え方や方向性が似ていると感じました。

オフィスに行くと副社長や社長さんまで会ってくれて驚いたのですが、気づけば合計4回も面談をしていました。しっかり人と向き合ってくれる素敵な会社だなと思ったのと、細かいですがレスが早い、時間通りにちゃんと始まる、会議室の椅子が出しっぱなしになっていない、すれ違った社員さんが目を見て挨拶してくれるところがいいなと思い入社を決めました!つまり「人」が決め手。今までいろんな会社の人と会ってきましたが、会社の現状ってこういうところに出ると思うんですよね。

もちろん、私が入って貢献できそうだと思うところも色々あったので。最後はもう直感!会社や真野さんには、本当に感謝しています。

フリーランスを経験して学んだこと

短い間でしたが、この期間に学んだことや出会いの数々が貴重すぎました。恥ずかしい失敗もしましたし、お世話になった人が多すぎて感謝しきれません。

名前を挙げたらキリがないので書きませんが、関わったパートナー会社さんや人とは今後もご縁があれば、また一緒にお仕事ができると嬉しいです!

業務委託を始める前に「フリーランスって大変らしいから辞めといた方がいいよ」と経験していない人から言われたことがありました。実際にしてみるとその通りで大変でしたが(笑)、それ以上に得られるものがたくさんあったし、私はあの時始めて本当によかったと感じています。

実際に経験するのとしないのとでは、言葉の重みと学びの深さが変わってくると思います。

個人で継続的にお金を生み出すことがいかに大変かがわかったので、フリーランスや自営業の方々へのリスペクトが以前よりアップしましたし、会社員時代よりコスト削減や安定的に利益を生み出す方法への興味が強くなりました。

会社が出してくれていた経費や保険は、当たり前にあるものじゃなかったんだなと…。なので最近は「ビジネスモデル」に強い興味が出てきて、ビジネス系や経営者の本を読む比率が高くなりました。

世の中にはいろんな働き方がありますが、どれが偉いとか良いとかはなくてその時の自分が実現したいことをするために最適な働き方を選んで、変えていけばいいと思います。「フリーランスになりたいからこの仕事を選ぶ」「フリーランスになるために必要なスキルを身につける」のように、働き方が目的になるのではなくて。

私の場合はご縁が始まりでしたが、したいことを実現する上で今の自分にとってベストな選択が「会社員」でした。

人によって家庭や環境の違いがあるので一概には言えないかもしれませんが、「理想の仕事をするためには、今の自分はこの会社や働き方がベスト」という風に柔軟に選べて、周りが享受できる社会になればいいなと願っています。

思考を整理する上で支えられたもの

「今後のキャリアについて悩んでいた」と冒頭に書きましたが、リモートで働いていたので孤独を感じやすく、自分の中で抱え込みがちになっている時がありました。

そんな時、特に良かったのが前向きな人やその道のプロと話すこと。一人で抱え込んでいると苦しいですが、話すだけで楽になる悩みは多くあります。

私の場合は、大好きな『soar』編集長の瑞穂さん(@mimimizuho)を通じて知り合ったゆうすけ先生(@usksuzuki)に診断してもらって自分の性格や思考パターンを深く知ったり、友人の愛樹(@AiKi1005)が代表を務める会社のコーチングを受けて思考を整理することで、気持ちがスッキリしました。

コーチングは本当にオススメです。年内に思考を整理して、新年のスタートを気持ちよく切る準備にピッタリでは…!思考を整理すると、決断に迷う時間がカットできるのと行動に自信が持てるので、より意志を持って活動しやすくなると思います。

下記より気軽にお問い合わせもできるみたいなので、気になる方はぜひ。

自分の思考を深く知って大切にする

noteを更新していない期間は、今後の人生にとって貴重な期間になりました。自分の性格や思考パターンへの理解、思考を整理することなど…大人になるにつれて後回しになりがちですが、何歳になっても「自分を大切にする」って本当に大事。

今年は環境の変化が激しかった分、来年はシンプルに目の前のことに集中して成果を出すことで、会社や人に貢献する年にしたいと思います。

なんかもう今年は12月が自分にとって新年みたいな感覚になっているのですが、無理をしすぎず貢献しながら、自分らしく働いていきます!

以上、フリーランスを辞めてD2C事業を展開する会社へジョインすることを決めるまでのお話でした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

今年も残り1ヶ月と少し。自分と一日一日を大切にしながら、悔いのない日々を過ごせますように。

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あゆこ
ありがとうございます!とても励みになります。 良い記事を書けるようになるための、本やコーヒー代に使用させていただきます。