都会の喧騒から離れた静かなひとときを
東京メトロ丸の内線新宿御苑駅から徒歩10分程度。グーグルマップを頼りに本日の宿に向かう。新宿通りから次第に遠のいていく。それにしても今日は暑い。とにかく蒸し暑い。額に汗を流しながら目的地まで颯爽と歩く。
道なりに歩いていると、宿がひょっこり現れた。本日の宿は「ONSEN RYOKAN 由縁 新宿」である。入り口はこじんまりとしているが風情があり、絶賛期待値上昇。目の前にセブンイレブンがあったので、おやつを購入して宿の中へ。
宿の入り口までの回廊の様子。
宿に足を踏み入れると紫陽花がお出迎え。季節を感じられる花が生けられているところにも旅館の魅力を感じる。違う季節に訪れたらまた別の花を拝見することが出来るのだろうか。
ロビーの様子。重厚感あふれる設えとなっている。広すぎず狭すぎずといった感じだろうか。
3時に訪れたため、少しチェックインのために並んだが、スムーズに手続きを済ませることが出来た。
エレベーターの中には、館内の案内と紫陽花の絵のついたあいさつ文が壁にかかっている。
本日のお部屋は1503号室。高層階確約プランというのがあるので是非チェック。
ルームキーにもこだわりを感じる。木製なのだがしっかりセンサーに反応するものとなっている。愛着が湧きそう。
今回予約したお部屋は12平米のダブルルーム。口コミにも散見されるようにかなり手狭なつくりである。スーツケース等を持っていくと広げるのは難しいのではないだろうか。荷物は少な目にするか、もう一段階広いお部屋にすることをお勧めする。
浴衣と帯と足袋が用意されていて、浴衣の着方の説明も日本語と英語で記されている。サイズはMか用意されていて、S、L、LLを希望する人はフロントに交換しにいくという形になっている。浴衣の交換も追加のバスタオルも客室まで持ってきてはもらえないので注意。
お部屋にはあられ、かりんとうのお菓子類と、緑茶、ほうじ茶のお茶類が用意されている。急須もしっかりお手入れされていて清潔感があった。
せっかくなので客室に根を生やす前に大浴場へ。
温泉大浴場は最上階の18Fにある。さすがに大浴場の写真は撮れないので写真はないが、大浴場の露天風呂からの景色は最高だった。都会の喧騒などまるで知らないかのような静けさなのだが、露天風呂からの景色でここが都会であることを思い出す。
お風呂上がりのアイスは絶品。二本いただいてしまった。
客室に戻ってゆったり過ごす。気が向いたらまた温泉に入る。「これで本当にいいのか」というほどのんびりした時間を過ごした。普段バイトや勉強で慌ただしく生活しているのだが、こういう日があってもいいなと感じる一日であった。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?